14種類の電子辞書を搭載
便利なアプリケーションがプリインストールされているのも富士通のパソコンの特徴である。特にFMV-BIBLO LOOX M/D10で驚くのは、なんと全14種類もの電子辞書が利用できることだ。
国語・英和・和英・漢字が揃った「学研パーソナル総合辞典」から漢和辞典の「新漢語林」、6種類の「三省堂デイリー3か国語辞典」など、多様な辞書が搭載されている。
FMV-BIBLO LOOX M/D10は、幅258×奥行き189×高さ29~34mm/約1.2kgという携帯性を活かし、持ち歩いてバリバリ使うというのがまず思い浮かぶ。電子辞書のデータはHDDに収められているので、インターネットに接続できない場面でも使えるのが嬉しい。
使い勝手を支えるスペックは、Atom N270(1.60GHz)、1GBメモリー(最大2GB)、160GB HDDとなっている。本機の初期導入OSはWindows XP Home Editionなので、十分快適に利用できる。
本体には計3つのUSB 2.0端子とアナログRGB出力、Ethernet端子(10/100BASE-TX)を搭載。さらにSDメモリーカードとメモリースティック対応のカードスロットも搭載しており、インターフェースは充実している。
ワイヤレス通信機能はIEEE 802.11b/gの無線LANに加え、Bluetooth 2.1+EDRにも対応する。
富士通ならではの「安心」Netbook
富士通パソコンのラインナップの中で最も安いのはもちろんだが、携帯性の高さとキーボードなどの使い勝手により仕事でも趣味でも好きな場所に持ち運んで使えることがFMV-BIBLO LOOX M/D10の利点である。
そしてNetbookとしての強みは、国内メーカーの、特に富士通の「安心して使える」パソコンであることだ。今Netbookを購入するなら強くおすすめしたい1台だ。