このページの本文へ

セル塗りだけの“簡単地図”から凝った“お見事地図”まで 第5回

Excelで作った地図を縦横無尽に大活用!

2009年03月27日 06時00分更新

文● 尾崎裕子、アスキー・ドットPC編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Word文書に貼り付ける

 Wordへは、通常の貼り付けではなく、[形式を選択して貼り付け]を選んで「図(拡張メタファイル)」形式にします。

 また、セルを使って描いた地図は、コピーするときに「図のコピー」を使ってください(前ページのコラム1を参照。

地図を選択してコピー

前回完成させた地図を選択してコピー

 第3回第4回で作成した「本格派地図」を表示し、(1) グループ化した地図をクリックして選択。(2)「標準」ツールバーの[コピー]ボタンをクリックする。

 貼り付けたいWord文書を開き、
 メニューバーから[編集]→[形式を選択して貼り付け]を選ぶ

[形式を選択して貼り付け]の設定画面

[形式を選択して貼り付け]の設定画面

 「形式を選択して貼り付け」画面が開くので、(3)[図(拡張メタファイル)]を選択して、(4)[OK]をクリック。

地図を貼ったWord文書

Word文書に先ほどの地図が貼り付けられた

 Word文書に地図が貼り付けられる。(5) ハンドルをドラッグしてサイズを調整する。

Word文書が完成

地図を貼り付けた招待状のWord文書が完成した


コラム2
「拡張メタファイル」がおすすめのワケ

 コピーした地図をWord文書に貼り付けるとき、「形式を選択して貼り付け」画面で「貼り付ける形式」を選べるが、既定では「MS Office描画オブジェクト」が選ばれている。

 この形式で貼り付けた図は、Wordの図形描画機能を使って図形の編集ができるが、Wordに貼り付けた時点で文字などがWordの書式にあわせたものになってしまうので、せっかくExcelで完成させた地図のレイアウトが崩れてしまう

 地図を崩すことなく貼り付けるには、「図」として貼り付けを行うこと。「形式を選択して貼り付け」画面の[貼り付ける形式]にある「図」の中では、「図(拡張メタファイル)」が色や画像をきれいに表示でき、なおかつ保存時のファイルサイズも小さいのでおすすめだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ