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あの必殺技も再現可能! ザブングルの2代目主役メカウォーカー・ギャリアが超合金魂シリーズで登場

2007年01月12日 00時00分更新

文● 師 忍

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 ガンダムの富野監督が総監督を行ったサンライズのロボットアニメ「戦闘メカ ザブングル」。番組タイトルになっている主人公ロボ「ザブングル」から、主人公が作品半ばで乗り換え、最後まで戦ったのが今回バンダイの超合金魂の新作として発売になった「GX-35 ウォーカー・ギャリア」だ。当時としては画期的な主人公ロボの乗り換えで話題を呼び、アニメ史に残る作品となっている。店頭での販売価格は8400円程度だ。

こちらがウォーカー・ギャリア。足が太く胴体が短いデザインはコミカルだ。緑色のボディもあって何となくカエルっぽいかも
ウォーカー・ギャリアだけでなく、付属のドラインタイプのパッケージも展示していた。単独で販売されるわけでないのにこった作りのボックスだ

 この「戦闘メカ ザブングル」という作品は、荒野となった地球を舞台に、ハンドルとペダルで動くロボット“ウォーカーマシン”が闊歩する世界が舞台。採掘や土木作業といった工作機械として、そして盗賊や護衛のための戦闘兵器として排気ガスをはき出しながら活躍するウォーカーマシンの姿が描かれており、日常的な機械として社会に根付いている。ストーリーは主人公の敵討ち物語から始まり、徐々に支配階級である“イノセント”と主人公達“シビリアン”の戦いへと変わっていく。

 今回発売された“ウォーカー・ギャリア”は、戦闘面に重点を置いたウォーカーマシンで、“ギャリィ・ホバー”と“ギャリィ・ウィル”という2台のマシンが合体変形することで、人型二足歩行ロボの“ウォーカー・ギャリア”となる。この世界では一般的な移動手段である空中に浮いて移動するホバー機能を持っており、ギャリィ・ホバーに搭載されている大きなファンがウォーカー・ギャリアに変形した場合でも移動を助けている。デザイン面でも、このファンが背中に大きく背負っているため大きな特徴だ。

 ウォーカー・ギャリア以外には、同一スケールのウォーカーマシン「ドラインタイプ」とホバートラック ロードランドの組み立てモデルも同梱。アソビットキャラシティのポップには、「これまで未商品化でこっちが本命で購入する人もいるのでは?」と書かれる注目のアイテムだ。

 また第49話「決戦!Xポイント」にて登場し、その後“スーパーロボット大戦”シリーズで採用された技にもなった「ICBM投げ」も再現できるのも注目点。ちなみに作中では打ち込まれた大型ミサイルを受け止め投げ返したというシーンであり、主人公が攻撃として行なったわけではない。このシーンを再現できるように、魂ウェブでは大型ミサイルのペーパークラフトのダウンロードサービスを行なっている。2007年3月25日までの期間限定サービスで、PDFファイルにてミサイルのペーパークラフトを配布しているので、興味のある人はあらかじめダウンロードしておくのもいいだろう。

ドランタイプは、作中では貴重な飛行型のウォーカーマシン。その特殊性から、他のウォーカーマシンより洗礼されたデザインだダウンロードできる大型ミサイルのペーパークラフトをつかって再現された名シーン。パワフルさが発揮されるシーン
パッケージは、本体カラーと同じく緑ベース。しっかりとドラインタイプの写真も正面に掲載されている。背面をみるとさらに色々なポーズもチェックできるアソビットキャラシティで貼られていた、ドランタイプの解説ポップ。貴重なおまけであることが丁寧に紹介されている

【取材協力】

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