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新型Radeon続々登場! 今度は“Radeon X1950 XTX”の廉価GPU“Radeon X1950 XT”搭載した初のビデオカードがSapphireからデビュー!!

2006年11月01日 21時20分更新

文● 増田

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 ここ最近ATIの新型GPUが続々と登場しているが、今度は“Radeon X1950 XT”を搭載するというPCI Express x16対応ビデオカード「RADEON X1950 XT-256MB」がSapphireから発売となった。最上位モデル“Radeon X1950 XTX”の廉価モデルと思われるGPUだ。

“Radeon X1950 XT”
最上位モデル“Radeon X1950 XTX”の廉価モデルと思われるGPU“Radeon X1950 XT”

 未発表GPUとなる“Radeon X1950 XT”の詳細な仕様については不明。ただ販売ショップなどからの情報を統合しすると「コアは最上位モデル“Radeon X1950 XTX”と同じ90nmプロセス“R580+”ベースの製品でバーテックスシェーダユニット8、ピクセルシェーダユニット48、ROPユニット16とこちらも変らず。ただし対応メモリはDDR3 256MBで、コア/メモリクロックも“Radeon X1950 XTX”の650MHz/2GHzから625MHz/1800MHzに下げられている」というもの。ちょうど“Radeon X1900 XTX”と“Radeon X1900 XT”と同じような位置関係になると思われる。恒例となったvs NVIDIA系GPUを挙げるとすれば、価格/スペック的に間違いなく“GeForce 7950 GT”といえるだろう。
 以上の流れを踏まえると、当然先日販売の始まった“Radeon X1950 PRO”や昨日サンプル展示/デモが始まった“Radeon X1650 XT”、いわゆる80nmプロセス製造の“RV570/560”系統とは異なり、新しい接続方式の“Native CrossFire”のサポートもなし。カード本体にも専用の切りかけは確認できない。

パッケージ シール
コア/メモリクロックは“Radeon X1950 XTX”の650MHz/2GHzから625MHz/1800MHzに下げられているようだ。またSapphireのウェブサイトではDDR4とされているが、実際はDDR3メモリとなる

 発売となったSapphire「RADEON X1950 XT-256MB」だが、直近の上位モデルにあたる“Radeon X1950 XTX”よりは旧モデル“Radeon X1900 XTX/XT”搭載カードとそっくりな2スロット仕様の製品。主な仕様は搭載メモリがGDDR3 256MBでインターフェイスがDual DVI/VIVOという構成だ。価格および販売ショップは以下の通り。4万円をギリギリで割るという価格設定は、重複になるがライバルNVIDIAの“GeForce 7950 GT”と同価格帯となる。

RADEON X1950 XT-256MB RADEON X1950 XT-256MB
発売となったSapphire「RADEON X1950 XT-256MB」だが、直近の上位モデルにあたる“Radeon X1950 XTX”よりは旧モデル“Radeon X1900 XTX/XT”搭載カードとそっくりな2スロット仕様の製品だ
I/O部 付属
新しい接続方式の“Native CrossFire”のサポートもなし。カード本体にも専用の切りかけは確認できない
価格 ショップ
Sapphire
「RADEON X1950 XT-256MB」
\39,680 アーク
\39,690 USER'S SIDE本店
\39,770フェイス 
\39,780TWOTOP秋葉原本店 
\39,800 高速電脳
\39,980 ツクモパソコン本店II
TSUKUMO eX.
T-ZONE.PC DIY SHOP
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