ついにHDDの容量は400GBに突入 | T-ZONE.PC DIY SHOPでは、入荷時に掲載する予定のポップがすでに完成している | |
MaxtorのSerial ATAインターフェイスモデルの最大容量は7Y250M0の250GB | 同じくSeagateのSerial ATAインターフェイスモデルの最大容量はST-3200822ASの200GBだ |
HDD最大容量記録が約10カ月振りに更新されることになりそうだ。秋葉原の複数ショップによると、今週末にも日立グローバルストレージテクノロジーズ(以下:HGST)から、Serial ATAインターフェイスの容量400GBのHDD“Deskstar 7K400”シリーズの「HDS724040KLSA80」が発売となる予定だという。
現在T-ZONE.PC DIY SHOPでは、価格5万2290円として店頭に掲載する予定のポップがすでに完成しているほか、OVERTOP(予価5万2800円)、アーク、高速電脳なども入荷を予定している。もちろん発売されれば、IDE HDDで300GB、Serial ATA HDDで250GBが最大だった容量を一気に更新することとなる。
HGSTのウェブサイトの製品情報によると、“Deskstar 7K400”シリーズはSerial ATAモデル「HDS724040KLSA80」のほかに、容量400GBのIDEモデル「HDS724040KLAT80」という製品もラインナップされている。インターフェイスとそれに伴う最大データ転送速度以外の仕様はほぼ共通となっており、回転数が7200rpm、平均シークタイムが8.5ms、バッファ容量が8MB、ディスク枚数は5枚となり、1プラッタあたりの容量は80GB、流体軸受け採用で内部転送速度は757Mbit/sとなる。販売価格は5万オーバーとかなりの割高感は否めないが、入荷を予定しているどのショップも「初回に入ってくるのはおそらく1台のみ」とのこと。流通量は極めて少ないと見て間違いないだろう。
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