“i865G+ICH5”搭載の「XC cube EZ65」 |
マザーボードメーカーの参入が相次ぐキューブ型ベアボーン市場に、ついにAOpenが加わってきた。「XC cube」と名づけられたシリーズには、“i865G+ICH5”搭載の「XC cube EZ65」と“nForce2-GT+MCP-T”搭載の「XC cube EZ18」が用意されている。今回発売となったのは、前者のPentium 4対応「XC cube EZ65」で、カラーはホワイトのモデルだ。
前面ドライブ用の開閉式パネルを装備 | 両サイドには排気用の穴がある | |
電源は、AOpen製の220Wタイプで排気用ファンは80mm角となっている。 | 採用マザーは同社製「UX4SG-1394」 |
外観はいわゆる普通のキューブ型ベアボーンといった印象だが、前面ドライブ用の開閉式パネルを装備するところや、両サイドに排気用の穴を設けるなど工夫が見られる。
サイズは300(W)×200(D)×185(H)mmとなり搭載可能なドライブは、5インチサイズ×1、3.5インチサイズ×1、3.5インチシャドウ×1となる。採用マザーは同社製「UX4SG-1394」という製品で、拡張スロットがAGP/PCIともに1本となるほかDDR DIMMスロットは2本搭載している。もちろんチップセットには“i865G+ICH5”を採用しているため、メモリはPC3200(DDR400)のデュアルチャンネルに対応、“ICH5”によるSerial ATAも2ポート装備している。そのほかオンボードインターフェイスとしては、チップ内蔵のVGA機能のほか、IEEE1394、6チャンネル対応サウンドを搭載。さらにキューブ型ベアボーンとしてはめずらしく、イーサネット機能にギガビットタイプ(Broadcom製チップ)を採用しているのも魅力だ。標準で搭載する電源には、こちらもAOpen製の220Wタイプ「FSP220-60CU(PF)」を採用しており、排気用ファンは80mm角となっている。
拡張スロットがAGP/PCIともに1本となるほかDDR DIMMスロットは2本搭載 | “ICH5”によるSerial ATAも2ポート装備 |
パッケージは落ち着いたデザインだ |
販売しているのは、ぷらっとホームで価格は4万1800円。ほかにZOA秋葉原店(4万800円)では完売してしまったが、連休明けの16日に再入荷するとしている。
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