(株)ラックは11日、ウェブサイトのセキュリティーの脆弱性を専門スタッフが検査する法人向けのセキュリティー検査サービス“Webアプリケーション検査サービス”に、低価格版メニュー“Webアプリケーション検査サービス -スタンダード-”を追加し、同日付けで提供を開始すると発表した。料金は36万6000円から。これに伴い、従来のサービスを“Webアプリケーション検査サービス -アドバンスト-”に名称を変更する。料金は61万円から。
“Webアプリケーション検査サービス -スタンダード-”は、従来から提供している“Webアプリケーション検査サービス”の検査項目を限定することで低価格化を図ったメニュー。従来のサービスで発見できる脆弱性の9割程度をカバーし、コストを4割程度削減したという。専門のセキュリティーエンジニアがウェブサイトに合わせて手作業で検査を実施するのが特徴で、クロスサイトスクリプティング検査、SQLインジェクション検査、セッション管理検査、認証検査、ファイル拡張子検査を実施する。検査後4営業日で検査報告書を作成する。有償(10万円)で検査結果報告会も実施するという。なお、4月30日までに申し込んだ場合、検査結果報告会を無償で実施するとしている。
