国内では4月に発売予定となっている「iPod mini」の販売が突如開始 |
国内では4月に発売予定となっているアップルのポータブルデジタルミュージックプレーヤー「iPod mini」の販売が突如はじまった。入荷したのはUSER'S SIDE本店で同店による輸入版。価格は3万1800円となっており、カラーラインナップはシルバー/ゴールド/ブルー/ピンク/グリーンの計5色。
おそらくパッケージの写真は実物大と思われるが、発売中の「iPod(右)」と並べてみる。ひと回りほどサイズを小型化し、より携帯性が向上しているのが特徴だ |
「iPod mini」は、従来の「iPod」の機能や精錬されたデザインはそのままに、ひと回りほどサイズを小型化した製品で、より携帯性が向上しているのが特徴だ。同社のリリースによれば、4月より全世界一斉発売予定となっているが、米国に限り現地時間の2月20日から販売が始まっている。
現在、米国に4店舗を展開するUSER'S SIDEでは、そのルートを使い独自に輸入。国内の正式発売に先駆けての販売となった。同店では「恵比寿店にご来店する外国人のお客様からのリクエストが、意外にも多かったため急遽手配した」とのこと。
カラーラインナップは、シルバー/ゴールド/ブルー/ピンク/グリーンの計5色。ただし在庫はあまり多くないので、欲しいユーザーは早めに動いたほうがよい |
主な仕様は、サイズ50.8(W)×12.7(D)×91.5(H)mm、重量102gで、筐体には耐食性のある陽極酸化処理済みアルミニウムを採用。内蔵するHDDの容量は4GB、最大1000曲まで収録可能となっているほか、連続再生時間は最大約8時間となっている。同店によると「輸入版だが、英語、日本語はじめ主要な言語には対応している。マニュアルは英語となるが、それ以外は特別、国内で販売されるものと変わらないだろう」とのこと。その他付属品には、イヤーバッド式ヘッドフォン、ACアダプター、IEEE1394ケーブル、USB2.0ケーブルなどが同梱されるようだ。
ちなみに、アップルの発表による販売価格は249ドル(1ドル109円換算で約2万7000円)となっており、今回の3万1800円はやや高めの印象。それでも、いち早く入手できるのであれば許容範囲といえる値段だろう。夕方の取材時の在庫はシルバーが4台、ゴールドが1台、ブルーが4台、ピンクが2台、グリーンが2台となっているが、米国でも人気の製品のため次回入荷は未定とのこと。おそらく、すぐに完売すると思われるので、欲しいユーザーは早めに動いたほうがよい。
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