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“nForce2 400 Ultra”搭載マザーMSI「K7N2 Delta-ILSR」が販売開始

2003年05月23日 23時20分更新

文● 増田

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「K7N2 Delta-ILSR」
「K7N2 Delta-ILSR」

 MSIからFSB400に対応した“nForce2 400 Ultra”搭載マザー「K7N2 Delta-ILSR」が登場した。同チップは先日発売されたASUSTeK「A7N8X-X」に搭載されていた“nForce2 400”の上位モデルにあたるチップセットで、デュアルチャネルDDRに対応するというものだ。



確認したところ“nForce2-SPP-A1”だった パッケージにも“nForce2 400 Ultra”
ショップで実際にNorth bridgeを確認したところ“nForce2-SPP-A1”だったパッケージにも“nForce2 400 Ultra”という表記がみられFSB400に対応したことを強調している

 パッケージにも“nForce2 400 Ultra”という表記が見られ、FSB400に対応したことを強調しているが、ショップで実際にNorth bridgeを確認したところ“nForce2-SPP-A1”だった。同社のサイトによると「初期出荷のもののNorth bridgeの刻印は“nForce2-SPP-A1”ですが、途中から“nForce2-Ultra-400-A1”に変更になります。nVIDIAによると電気的にも性能的にも同一なもので刻印が異なるだけです」との記述が見られ、どうやら両者の違いは名前だけという事のようだ。他のメーカーから発売されているFSB400に対応した“nForce2”も、順次MSIのように切り替わっていくと思われる。



Serial ATA RAID 「K7N2 Delta-L」
Serial ATA RAIDも搭載するなどオンボードインターフェイスは豊富だどうやら名前がことなるだけで先に発売された「K7N2 Delta-L」も“nForce2 400 Ultra”搭載製品のようだ

 K7N2 Delta-ILSRの主な仕様は拡張スロットがAGP×1、PCI×5、ACR×1となりPC3200(DDR400)3GBまで搭載可能なDDR SDRAM DIMMスロットが3本という構成。そのほかオンボードインターフェイスはIEEE1394やPromise製チップによるSerial ATA RAID、サウンドと10/100Baseイーサネット機能と豊富だ。またオーバークロック機能はマニュアルによるとFSBが100~200MHzを1MHz刻みで設定可能という記述などが見られる。価格はスーパーコムサテライトで1万6800円となっている。



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