手提げ式のパッケージはかなり巨大、かつ中身がマザーとは思えない漫画チックなデザイン | 本体は黒の基板に蛍光色の黄緑という派手なもの |
機能そのものでは各社ほぼ横並びとなってしまいアピールしづらくなったということか、盛りだくさんの付属品や発光ギミックで特色を打ち出したマザーボードがこのところの静かな流行となっている。本日もどちらかと言えば低価格製品の印象が強いDFIから、派手な本体にユニークな付属品の“nForce2 Ultra 400”マザー「LanParty NFIIUltra」が発売された。
パッケージより。こんな風に光るらしい | 同梱のスマートケーブルも光る | |
これが問題の「PC Transpo」 | このようにタワー型PCを縛って持ち運ぶことができる |
本体はブラックの基板に、AGP/PCIスロット、DIMMスロット、IDE/FDDインターフェイス、ついでに電池ホルダといったパーツが黄緑色というもの。しかも黄緑色のパーツはブラックライトを当てると発光するようになっており、パッケージ写真や販促ポスターの写真を見る限りでは非常に派手。付属のIDE/FDDケーブルはスマートケーブルとなっているが、これも同様に発光する。
そして、ミドルタワー型のPCケースを縛り、手提げあるいは肩掛けで持ち運べるようにするキャリングストラップ「PC Transpo」というユニークなアイテムが同梱。前面ポートアダプタ「FrontX」も付いている。
“nForce2 400”マザーでははじめてデュアルLANを搭載 | 電源とリセットの押しボタン | |
“i875P”マザーと“KT400A”マザーもラインナップ。ただし日本に入って来るかどうかは不明 | ちなみに“i875P”マザーはこのようにオレンジに光るらしい |
チップセットは冒頭で述べたように“nForce2 Ultra 400”で、FSB400MHz、デュアルチャネルDDRに対応。South Bridge内蔵機能とRealtek製“RTL8101L”チップによるデュアルポートイーサネットを装備するがこれは“nForce2 400”マザーでは初。Serial ATA RAIDと6チャンネルオーディオ、IEEE1394がオンボードと本体も多機能の豪華版となっている。またLite-On製マザーやAbit製「TH7II」のような押しボタン式の電源スイッチとリセットスイッチが設けられているのも特徴だ。
価格はTSUKUMO eX.で1万6799円、クレバリー1号店で1万6800円と内容を考えれば低価格。なお「LanParty」シリーズにはこの他“i875P”マザーと“KT400A”マザーが存在するが、日本国内で発売されるかどうかは現在不明。