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ヴァインカーブ、教育機関向けディストリビューションを発表

2003年01月30日 15時22分更新

文● 編集部

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(有)ヴァインカーブは、教育機関向けのディストリビューション『Vine Linux Educational Edition』(仮称)を3月より提供することを発表した。

このパッケージは、『Vine Linux 2.6』をベースに、教育機関の計算機センターのような多数のクライアントPCで利用する環境に合わせて、PCの一元管理機能や初期導入の自動化といった機能が追加されるという。各教育機関のニーズに合わせたカスタマイズも可能。導入コンサルティングや運用サポートは標準で含まれる。ソフトウェア単体での購入はできない。

ユーザー環境のソフトウェアには、C、C++、Fortlanなど各種の言語環境、Perl、Rubyなどのスクリプト言語環境が用意されるほか、オフィススィートとしてOpenOffice.orgが採用されるようだ。

サポートはシステム構成のカスタマイズ、障害対応とコンサルテーション、1年間のインシデントサポートが提供される。サポートの範囲はライセンス数やライセンス形態に応じて決定される。価格は1ライセンスあたり19万8000円からで、原則として10ライセンス以上の販売となる。

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