Project Vineは11月4日、最新Linuxディストリビューション「Vine Linux 2.1」をリリースした。今回のバージョンでは、PowerPCやSPARCアーキテクチャのサポートが追加され、テクノロジープレビューながらAlphaにも対応している。
Vine Linux 2.1の商用版「Vine Linux 2.1CR」は、11月17日発売予定。次の商用ソフトウェアがバンドルされるという。
- 日本語入力メソッド「Wnn6」(Intel版のみ)
- 日本語TrueTypeフォント「DynaFont」(全アーキテクチャ対応)
- 翻訳ソフトウェア「翻訳魂」(Intel版のみ)
- ワードプロセッサ「Hancom Word R5 Japanese」(Intel版のみ)
2.0以前のバージョンは(株)技術評論社が販売していたが、今回のバージョンからレッドハット(株)が行なうことになる。その理由は、企業ユーザーが求めるサポートを技術評論社が提供するのが困難だったためだとしている。