Project Vineメンバーなどが中心となり(有)ヴァインカーブが設立された。代表取締役社長には、Project Vine代表である鈴木大輔氏が就任している。
現在、多くの企業ではオープンソースソフトウェアによるソリューションを構築するために必要なノウハウが不足しているため、人的資源やソフトウェア資源が有効に活用されていないことが多いという。そこで同社は、顧客ニーズにあった、ビジネスの基盤となるシステムを提供するとしている。
同社Webサイトによると、主な業務内容として
- オープンソースに関するコンサルティングサービス
- 顧客ニーズに合わせたOS、システムの開発
- Vine LinuxのカスタマイズとOEM供給
- 「ハッカーズギルド」、ハッカーと企業を結ぶ仲介役
を挙げており、また目標として「エンジニアの地位向上にいくらかでも寄与できれば」といったことを挙げている。同社では、「腕に自身のある自他ともに認めるハッカー募集」として「契約ハッカー」を募集しており、将来的には「ハッカーズギルド」を成立させることを目指すという。一方、Vine Linuxディストリビューション開発自体は業務内容に含まれていないようだ。