デルコンピュータ(株)は、Pentium 4やギガビットイーサネットコントローラを備えた低価格エントリーサーバ『PowerEdge 600SC』を発売した。
『PowerEdge 600SC』 |
『PowerEdge 600SC』は、おもに小規模なネットワークでのファイルサーバやプリントサーバ、FAXサーバといった用途を想定したモデル。旧モデル『PowerEdge 500SC』と比べ、プロセッサの性能向上やギガビットイーサネットコントローラの搭載、メモリやハードディスクの拡張性を向上しながら、価格を抑えたという。おもな仕様は以下のとおり。
- CPU……Pentium 4-1.8GHz/2.4GHz、Celeron-1.7GHz
- HDD……IDE HDD 40GB~480GBまたはSCSI HDD 18GB~292GB
- メモリ……128MB~4GB ECC SDRAM
- ネットワーク……Intel Pro 100XT ギガビットネットワークコントローラ
- チップセット……ServerWorks HE SL
そのほか、サーバ管理用ソフトウェアを収録した『Dell Server Assistant』がバンドルされる。Pentium 4搭載時の最小構成は以下のようになり、価格は9万9800円。
- HDD……IDE HDD 40GB
- メモリ……128MB
- 最大48倍速CD-ROMドライブ
- OSなし
バンドルされるOSは、Windows 2000 ServerかRed Hat Linux 7.3、OSなしから選択できる。サポートは3年間の翌日対応オンサイト保守サービスやパーツ保証、24時間のテクニカルサポートなどが提供される。