日本エイ・エム・ディ(株)は21日、同社のフラッグシップCPU、Athlon XPシリーズに、新たな最高速モデルとなる『AMD Athlon XP プロセッサ 2600+』『同2400+』を発表した。すでにOEM向けには出荷ずみで、9月以降、大手パソコンメーカーから搭載製品が登場する予定だ。
2600+の動作周波数は2.13GHz、2400+は2GHz。Pentium 4に続き、CPUとして2番目に2GHzの壁を破った。価格は2600+が297ドル/3万7125円、2400+が193ドル/2万4125円となっている。なお、これに合わせて2200+以下のプロセッサーについても一部価格改定が行なわれる模様だ。
CPUコアはすでに発売ずみのAthlon XP-2200+同様“Thoroughbred”コアが用いられ、ドレスデンのFab 30で、0.13μm銅プロセスで製造される。消費電力は2600+が62W(Typical)、68.3W(Max)、2400+については現時点では不明である。同社はこのCPUを“World Highest Performance CPU”としており、事実上Pentium 4-2.53GHzを上回る性能であることを示唆している。
なお、今回ASCII24 Akiba2GO!では、この新CPUの性能をさっそく詳細に検証している。