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PCI版のGeForce4 MX420カード第2弾が登場、今度もアキバでは珍しい米PNY製品

2002年05月25日 23時14分更新

文● 小磯

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パッケージ

 先に登場したVisiontek製品に続いて、これまた国内代理店が存在しないため滅多にアキバには登場しない米企業PNY Technologies製のPCI版GeForce4 MX420カード「Verto GeForce4 MX420」(型番:G4MX420PCI)が現れた。今回も入荷したのはUSER'S SIDE本店。



Verto GeForce4 MX420
「Verto GeForce4 MX420」

 Visiontek製品同様カードレイアウトは非常にシンプル。ただしメモリの配置は異なっており、8枚の64bit版SDRAMは4枚ずつカードの表裏に分かれて並べられている。 インターフェイスがD-Sub15ピン×1、ビデオ出力×1となっているのもVisiontek製品と同じで、最大の違いは基板の色と、Visiontek製品がファンレスだったのに対しVerto GeForce4 MX420はチップクーラーを搭載しているという程度だ。


カード裏面とメモリチップ、そしてインターフェイス。これだけではOEM元を判断できない
カード裏面 メモリチップ インターフェイス
販売中
店頭ポップ。「MMORPGの2accにぴったり。かも」とある。たしかに…と思ってしまった人は要注意(!?)

 メモリクロックが166MHzで2.7GB/秒の帯域幅を持つのはGeForce4 MX420の仕様どおり。コアクロックは不明だが、メモリクロックが仕様どおりである以上はコアクロックも仕様どおり250MHzと考えるのが妥当と思われる。PCIバスの133MB/秒という帯域幅が“敵”として立ちはだかるため、クロックが同じだからと言ってAGP版同様の性能を期待するのは酷だが、AGPスロットを持たないPCのビデオ性能を高める選択肢が増えたことは素直に歓迎すべきだろう。これでLow Profileに対応していればさらなる需要を生んだと思うとその点はやや残念だが…。なお価格は1万6800円で、Visiontek製品よりも1000円安価。なぜかPNY Technologiesのロゴ入りCD-Rメディア10枚を同梱している。



イメージ画像 CD-Rメディア
パッケージ裏面のイメージ画像。製品とはかなり異なっているPNYブランドのCD-Rメディア10枚セット。かなりのレアモノだ
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