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NEC、インターネットと電子投票機による電子投票実証実験を実施

2002年04月26日 22時43分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は26日、インターネットと電子投票機を利用した国内初という電子投票実証実験を実施すると発表した。これは、5月3日と4日に京都府園部町小桜町で開催される“そのべれんげフェスタ”会場内の“電子投票体験コーナ”と、各家庭のインターネット端末(パソコン)を利用して行なうもの。園部町が協力し、モニター約800名が参加する。

投票は、織田信長/豊臣秀吉/徳川家康の3名から自分が首相にしたい人物に投票する模擬投票の“戦国首相選挙”と、ワールドカップサッカー戦績予想や電子投票のニーズなどに関する“アンケート”の2つについて行なわれる。投票時間は午前10時から午後4時まで。

システム概要図
システム概要図

今回の実験には、同社が開発したネットワーク対応の電子投票ソフト『デジシャフ』を利用する。これは、独自の暗号技術を搭載し、投票の秘密を確保するとともに、集計の正当性を第三者が検証できるのが特徴。同社では、投票所で電子投票機で投票、指定された場所以外での投票、個人の所有するコンピューターを利用しての投票の3段階を含む全ステップの実証実験を行なうのは国内初としている。

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