『ロード・オブ・ザ・リング』などの作成に使用された3DCGソフトウェア『Maya』の価格改定ニュースが1位。すべての機能を搭載し、サーバ・クライアントで使用できる最上位『Maya Unlimited(フローティング・ライセンス)』でさえも134万円と、お買い得といえばかなりお買い得の価格設定となった。
グラフィックス関連ではもう1社、新生コーレルの話題も押さえておきたい。2000年上半期には、米マイクロソフトからの出資やボーランド(旧インプライズ)との合併解消など業界をにぎわせた同社だが、米マイクログラフィックスとの合併によって、グラフィックスソフトを中心に据えた企業として活動していくようだ(もっとも、企業プロセス管理ソフト『iGrafx』シリーズなども販売していく)。
今週はまた、(株)スクエアのオンラインゲーム“ファイナルファンタジーXI”の影響によって、BIGLOBE、So-net、@niftyなど大手プロバイダが、PlayStation 2用のブロードバンド接続ユニット発売をアナウンスした。ブロードバンドに関しては、Eternetポートを標準装備しているという点でXboxに分がある状況だが、今回のPlayStation 2用“BB Unit”販売によって、その差はなくなってきたといえよう。今後Xboxの反撃はあるのか? WindowsゲームとXboxゲームの接続(対戦やキャラクターエディット情報のやりとり)が可能になれば、Xboxも特徴的な魅力が増してくると思うのだが。
- ニフティ、“ファイナルファンタジーXI(Play Online)”発売に合わせて『PlayStation BB Unit』の販売を開始
- NEC、BILGLOBEで『PlayStation 2』向けサービスを開始
- SCN、“So-net "PlayStation 2"向けオンラインサービス”を開始
いずれにせよ、この2者によって、おもしろさが実証されながら、未だマニアックのレッテルを貼られ続けているネットワークゲームにも、ようやく光明が差しそうな予感だ。特にPlayStation 2は、その登場でDVD市場拡大に一役買ったという実績もあるわけで、「次はオンラインゲームか!?」といった期待は大きい。
ASCII24 Business Centerランキング(2002年4月8日~4月12日)
ASCII24 Business Center
ランク | 先週 | 掲載日 | タイトル |
---|---|---|---|
1 | 1 | 03月29日 | 『Maya』が26万6000円に――「嘘ではありません」 |
2 | - | 04月09日 | プロジーグループ、CDバックアップソフト『CloneCD4』を発売 |
3 | - | 04月05日 | 東芝、最大125Mbpsの転送速度に対応した非接触形光伝送デバイス“トスリンク”の新製品を発売 |
4 | - | 04月04日 | インフォシティ、LAN経由でTVを視聴できるソフト『ドコデモTV』を発表 |
5 | - | 04月05日 | 富士通インフォソフトテクノロジ、ドキュメント自動生成ツール『VB仕様書工房3』を発売 |
6 | - | 04月12日 | ミラクル・リナックスと日本BEAがWebアプリケーションサーバ拡販で提携 |
7 | - | 04月11日 | JEITA、パソコン廃棄・譲渡時のHDDのデータ消去でガイドラインを発表 |
8 | - | 04月09日 | インターコム、ブロードバンド機能を強化したリモートコントロールソフト『LAPLINK GOLD 2002』を発売 |
9 | - | 04月09日 | メッツとアイミディア、NTネットワーク・システムズとセキュリティーシステム事業で提携 |
10 | - | 04月05日 | ウェブマネー、ポイント還元システム“スマイルサービス”の提供を開始 |