「QV-2900UX」は、211万画素CCDと回転式の光学8倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラだ。QV-2900UXはQV-2800UXの後継機種にあたるが、QV-2300UX(光学3倍)の後継機であるQV-2400UXが4倍ズームでないのと同様に9倍ズームになったわけではない。TIFF形式での記録やベストショット機能のシーン追加などが行われている。
マイナーチェンジで機能アップ
![](/img/2001/06/08/110337/l/cb0fae1fd98b9448.jpg) |
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大きなレンズユニットが目を惹くフロントフェイス。 |
QV-2900UXは、従来機QV-2800UXの後継機にあたり、211万画素CCDと回転式の光学8倍ズームレンズを搭載するなど基本仕様はほぼ共通だ。2800→2900への変更点は、「QV-2300UX」→「QV-2400UX」(いずれも光学3倍/211万画素)への変更点とほぼ同じで以下のとおり。
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「ベストショット」のシーン追加機能(ベストショット機能自体はQV-2300UX/2800UXにもある)
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TIFF形式での画像記録
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再生中の画像を簡単に640×480ドットに(ファイルサイズも)縮小できるワンタッチリサイズ機能
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画像再生時に明度分布を表示する「ヒストグラム表示」
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「PRINT Image Matching」をサポート。
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別売りのケーブルで接続した携帯電話を使って画像データをメールに添付して送信
![](/img/2001/06/08/110338/l/d524e6c83e4d7dad.jpg) |
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レンズ部の後部には外部フラッシュへの同期ケーブルのコネクタが用意されている。 |
これらの新機能に関してはすでにQV-2400UXのレビュー記事で言及しているので、個々の解説は割愛させていただく。
![](/img/2001/06/08/110339/l/33a3b6184ffc1c7b.jpg) |
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本体上部にはビデオ出力やUSBインターフェイスが格納される。普段はレンズを上向きにしておくとカバンなどに入れやすい。 |
![](/img/2001/06/08/110340/l/5c95947b92df4fe6.jpg) |
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付属のレンズキャップには内側にクリップがモールドされており、取り外したときに胸ポケットやストラップにはさんでおける。ストラップなどのヒモを通す穴も付いているのだが、こういった工夫もうれしい。 |