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インテル、超低電圧版モバイルCPUを発表――今年後半には1GHzのモバイルCPUを投入

2001年01月31日 18時22分更新

文● 編集部 佐々木千之

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インテル(株)は31日、『インテルSpeedStepテクノロジ対応 超低電圧版モバイルインテルPentium IIIプロセッサ500MHz』と、『超低電圧版モバイルインテルCeleron500MHz』を発表した。価格は2万4570円と1万3940円で量産出荷中という。

『インテルSpeedStepテクノロジ対応 超低電圧版モバイルインテルPentium IIIプロセッサ500MHz』
『インテルSpeedStepテクノロジ対応 超低電圧版モバイルインテルPentium IIIプロセッサ500MHz』

この2つのプロセッサーは、米インテル社から30日(米国時間、日本時間の31日未明)に発表されたもの。2000年6月に発表された、低電圧版モバイルPentium III-600MHzでは、B5サイズの薄型軽量ノートブックPCをターゲットにしていたが、今回の超低電圧版モバイルPentium III-500MHzでは、さらに小型のサブノートPC向けに最適化した製品としている。

インテルが発表したリリースには、コンパック コンピュータ(株)、シャープ(株)、(株)ソーテック、ソニー(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本ゲートウェイ(株)、富士通(株)、松下電器産業(株)の各社から、超低電圧プロセッサーを歓迎する旨のコメントが掲載されている。ただし、本日のインテルの発表に合わせて搭載製品を発表したのは、日本IBMのみ(超低電圧版モバイルPentium III-500MHz搭載ThinkPad)。ascii24編集部では各社の広報部を通じて、このプロセッサーを搭載した製品の発売の予定を確認したが、日本IBM以外では、コンパック、ソーテック、松下電器が「製品化の方向で検討しているが時期は未定」、日本ゲートウェイが「現時点では製品化の予定はない」、それ以外は「製品化するかどうかを含めて未定」という返事だった。

日本IBMの発表会で挨拶する、インテルのジョン・アントン社長
日本IBMの発表会で挨拶する、インテルのジョン・アントン社長

なお、今回の発表にあたってインテルは記者発表会は開催していないが、日本IBMが開催した超低電圧版Pentium III搭載ThinkPadの発表会に、インテルのジョン・アントン(John Antone)社長が出席し「現在、より小型でよりバッテリー寿命の長い製品が求められるという流れがあるが、これについは間違いなく日本がリーダー。この流れはアメリカ、ヨーロッパ、中国などへも波及していくと考えている。今年後半にはプロセッサーの生産プロセスを0.13μmプロセスにシフトするが、これによって今年後半には1GHzを超えるモバイルプロセッサーを発表する予定だ」などと述べ、今後も低消費電力プロセッサーの開発に注力する姿勢を見せた。

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アントン社長が示した“インテルのモバイル・プロセッサ戦略”
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“インテルのモバイルPCロードマップ”超低電圧プロセッサーは今後600MHz、700MHzと高速化されるようだ

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