このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

KA266-R

KA266-R

2000年12月28日 00時00分更新

文● 長谷部優人

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パフォーマンスはいまひとつ
FSB266MHzのAthlon待ちか?

 ベンチマークの結果は、意外にも低調だった。安定性を重視する傾向があるIwillのボードということで、セッティングが安定よりになっているということを考慮しても、すでに安定して動くPC133 SDRAM環境に劣るテスト結果が多かったのは残念だ。メインメモリ性能はそこそこ出ているのにビジネス、マルチメディアともに数値が良くないのは、AGP、PCIを含めたトータルのI/Oパフォーマンスがいまひとつなのかもしれない。性能の向上を期待して導入するプラットフォームで、その肝心な性能向上が見られないのではメリットがない。もちろん、今回の結果だけでALiMAGiK 1がダメだと断言するのは早計だが、現時点ではDDR SDRAMモジュールの価格も高価なことから、IntelでもAMDでもVIAでもないALiのチップセット、ALiMAGiK 1を使ってみたいという趣味志向の強い方や、人柱精神旺盛な方以外はしばらく様子を見たほうがいいだろう。今後のチューニングに期待したいところだ。

 ちなみに、安定性に関しては基本的には問題なかった。ただし、FSB266MHz/PC2100環境では、再起動に失敗することがしばしばあったほか、SYSmark 2000の途中でごくたまにエラーを出した。どちらもほかの環境では皆無の症状で再現性もあるのだが、利用したCPUは本来FSB200MHzのAthlon-1GHz。動作保証外の使用法であり、ボードやチップセットに問題があるとは言えないものの、少し気になる現象ではあった。今回の結果を見ると、PC1600/FSB200MHz環境での性能は特に良くないので、やはりFSB266MHz/PC2100環境で使いたいところ。ALiMAGiK 1プラットフォームの導入を考えるのはFSB266MHzに対応したAthlonが潤沢に揃ってきてからでも遅くはない。性能も含めて、その頃に再度評価する必要があるだろう。

チップセット ALiMAGiK 1(ALi)
メモリソケット DDR DIMM×3
拡張スロット AGP×1、PCI×5,AMR×1
FSB設定クロック 100、101、102、103、105、107、110、120、126、133、136、137、140、142、146MHz(BIOS)
CPUコア電圧 自動
CPU I/O電圧 自動
クロックジェネレータ 9248AF-173(ICS)
ハードウェアモニタ チップセットに内蔵
BIOS AWARD
ボードサイズ 305(H)×244(W)mm
問い合わせ先 株式会社アイウィルジャパン
http://www.iwill-japan.co.jp/
    関連記事

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中