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GA-7DX

GA-7DX

2001年02月22日 00時00分更新

文● 鈴木雅暢

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GA-7DX

日本ギガ・バイト/バーテックスリンク

オープンプライス(実売価格2万6000円前後)

Gigabyteの「GA-7DX」は、AMD-761を搭載したAthlon/Duron用のマザーボード。すでに同社は、AMD-761搭載ボードとして動作保証をFSB200MHz/PC1600環境に限定した「GA-7DXC」をリリースしているが、本ボードはFSB266MHz&PC2100 DDR SDRAMに正式対応している。GA-7DXCからの仕様の変化、パフォーマンスの違いに注目して見ていこう。

全体レイアウトはほぼ完全に共通
FSB周りの高周波ノイズ対策を強化

 Gigabyteから発表となった「GA-7DX」は、2000年10月末に行われたAMD-760チップセットの発表会の時にアナウンスされたものだ。当初11月中と言われていた発売は延期され、動作保証をFSB200MHz/PC1600環境に限定した「GA-7DXC」を先に発売していた。FSB266MHz対応を謳ったAMD-760(のNorth BridgeであるAMD-761)搭載マザーボードとしてはASUSTeKの「A7M266」が先に発売されているが、そちらはまだAMDの推奨リストには掲載されていない。発売は遅れたものの、本ボードは「AMD推奨」のお墨付きをもらった世界初のFSB266MHz対応マザーボードとなる。ちなみに、現時点でそのAMDの推奨リストに掲載されているFSB266MHz対応Athlonボードには、本製品のほかにFIC「AD11」、BIOSTAR「M7MIA」がある。



上がGA-7DXのAMD-761。下がGA-7DXCのAMD-761。チップ周りにローパスフィルタが実装されているが、チップ自体のリビジョンなどは変化がないようだ。
 さて、一見した印象では、機能制限のあった「GA-7DXC」と全体的なレイアウトはまったく同じ、コンデンサやDC-DCコンバータといった実装部品までほとんど共通のものとなっている。PCB(プリント基板)はGA-7DXCと共通だと思われるが、リビジョンは3.0となっており、2.4であったGA-7DXCからはまたずいぶんとトライ&エラーが繰り返されたようだ。
 目立った違いといえば、チップセットのNorth Bridgeとソケットの間(つまりFSB)にLCローパスフィルタが実装されていること。LCローパスフィルタとはインダクタ(L=コイルなど)とコンデンサ(C)の特性を利用して一定周波数以下の信号のみを通過させる電子回路で、高周波ノイズを除去するためのものだ。このローパスフィルタの実装はAMD自らが推奨しているとのことで、FSB266MHz動作に関するハードルの高さが伺える。

 拡張スロットの構成は、AGP×1、PCI×5、AMR×1で、GA-7DXCとまったく同一。South BridgeはVIAのVT82C686Bで、クリエイティブのサウンドチップ「CT5880」を実装して4チャンネルオーディオ機能を搭載する点も同じである。CPUコア電圧やCPU倍率の変更は行えず、オーバークロック機能としてはディップスイッチによるFSB設定クロックの変更機能(9通り)のみだ。FSBとDDR SDRAMのクロックはチップセットの仕様上1/1同期しており、DDR SDRAMのクロックは、FSB200MHzの際は200MHz(=PC1600)、FSB266MHzの際は266MHz(=PC2100)となる。



左がGA-7DX、右がGA-7DXC。全体的なボードの構成はほとんど同じだ。
 注目のパフォーマンスは次ページで検証していこう。



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