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XP333-R

XP333-R

2002年07月26日 00時00分更新

文● 那須 涼介

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XP333-R

Iwill/アイウィルジャパン

オープンプライス

初期ボードのパフォーマンス不足もあって、SocketAマザーの中ではすっかり影が薄い存在となっていた「ALiMAGiK 1」搭載マザーボード。しかし、PC2700(DDR333)タイプのDDR SDRAMに対応したリビジョンアップ版のNorthBridgeを搭載する新製品、「XP333-R」がIwillから発売された。

ALiMAGiK 1の大いなるリベンジ

M1647
写真1 NorthBridgeは「M1647」。C1の文字からも“C”リビジョンになっていることが推定できる。
M1535D+
写真2 SouthBridgeの型番も変わらず「M1535D+」。チップの印刷からも、UltraATA/133への対応がわかる。ただし、NorthBridgeとの接続はPCI(133MB/秒)のままで、この点ではKT266Aの「V-Link」(266MB/秒)やSiS735の「MuTIOL」(1GB/秒)に比べ、明らかに劣る。
 早速チップを調べると、NorthBridgeは型番こそ「M1647」と変わらないが、リビジョンが“Cバージョン”になったことにより、PC2700に対応したという(写真1)。ただ、チップの製造元であるALiのサイト(http://www.ali.com.tw/)では、このリビジョンアップについての情報は一切記載がないのは、正直気になるところである。一方、SouthBridgeは「M1535D+」とこちらも型番は変更なし(写真2)。とはいえ、UltraATA/133に新たに対応し、チップにもその旨の刻印がなされている。

 ボードの仕様を見ていくと、拡張スロットはAGP×1、PCI×5。FSBは100~233MHzの範囲内を1MHz刻み、倍率は5~15倍の範囲内を0.5倍刻み、VCoreは1.125~1.850Vの範囲内を0.025V刻みで設定可能と、オーバークロックに関する機能は充実している。また、本機にはSouthBridgeによるIDE機能のほか、UltraATA/133対応のIDE RAID機能を実現するコントローラチップ、HighPoint製「HPT372」を備えている。さらにサウンド用にはC-MEDIA「CMI8738」を搭載。5.1chサウンド出力をサポートし、その出力コネクタを持つブラケットまで装備するという豪華ぶりである。

 ベンチマークテストだが、今回はPC2100モジュールでのベンチ結果のみ掲載している(図1、2)。CPUはAthlon-1.4GHz、メモリは256MB(PC2100)、ビデオカードはGeForce2 MX400搭載カードで、比較対象としてGigabyte「GA-7DX」(AMD-761)、Epox「EP-8KHA+」(Apollo KT266A)、ECS「K7S5A」(SiS735)の測定値も合わせて掲載する。結果はAMD-761を若干上回り、SiS735とはほぼ同等、そしてKT266Aにはかなわないという程度。PC2100モジュールを使う限りは、従来よりもパフォーマンスアップが進んでいるというわけではなさそうだ。
 なお、実売価格は1万9000円前後。RAID機能を持たない「XP333」というモデルもあり、こちらは1万6000円前後である。

Graph1
図1 Superπの結果
Graph2
図2 WV32-MEMORYの結果

XP333-Rの主なスペック
製品名 XP333-R
チップセット ALiMAGiK 1(ALi)
メモリソケット DDR DIMM×3
拡張スロット AGP×1、PCI×5
FSBクロック 100~233MHz(1MHz刻み、BIOS)
CPUコア電圧 1.125~1.850V(0.025V刻み、BIOS)
BIOS AWARD
ボードサイズ 305×244mm

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