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バイオノート505 PCG-V505R/PB

バイオノート505 PCG-V505R/PB

2003年05月28日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・小西

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バイオノート505 PCG-V505R/PB

ソニー

オープンプライス(実売価格:25万円前後)

SONY Flash on ASCII
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バイオWを始めとして、いろいろと魅力的な製品の多いソニーの新春モデルだが、その中でも大きく注目を集めそうなのが、新しいバイオノート505「PCG-V505」(以下V505)シリーズだ。新505は従来のR505シリーズのコンセプトを受け継ぎながら、よりコンパクトでハイパワーなノートPCとなっている。



2003年5月現在、本稿でレビューしているバイオノート505の後継機種として、CPUが強化された「PCG-V505S/PB」「V505E/B」ならびにソニースタイルオリジナルモデルの「PCG-V505T2」が発売されている。

真なるフルスペックモバイルの
実現をめざして

3本の直線をモチーフとしたボディ
写真1 スピード感を表わす3本の直線をモチーフとしたボディ。シャープで硬質なデザインは、秘めたパワーを感じさせる。

 B5ファイルサイズのサブノートに光ドライブを内蔵させた製品は、数社から発売されている。しかしモバイルノート用のCPUが高クロック化していくにつれて、容積の小さなボディに光ドライブと冷却機構を組み込むのは難しくなったのだろう。サブノートクラスで光ドライブを内蔵する製品は、CPUがCrusoeか、Mobile PentiumIIIの1GHz前後に止まっている。

 しかし「フルスペックモバイル」をコンセプトとするV505は、高速CPUと光ドライブの組み合わせを諦めなかった。厚さ約9.5mmとノート用HDD並みの薄さのDVD/CD-RWコンボドライブを採用することで、約25mmの厚さの本体側に光ドライブの内蔵を実現している。従来機種のR505と並べてみると、ほぼ同じサイズのボディで光ドライブ内蔵を実現しているのが分かる。

V505の右側面 ドックを付けたR505
V505の右側面。奥から、LANポート/モデム/吸気口/USB/CD-RW&DVDコンボドライブ/メモリースティックスロットが並ぶ。ドックを付けたR505。
V505の左側面

 目を引くのは光ドライブだけではない。上位機種「PCG-V505R/PB」の場合、CPUにはMobile Pentium 4-Mの1.8GHzを搭載。Mobile PentiumIII搭載のサブノートとは、一線を画すパワーを持っている。さらにソニーの直販サイト「SonyStyle」のみで販売されるCTOモデルでは、CPUにモバイルPentium4-M 2.2GHzを選択することも可能だ。V505は間違いなく世界最速のサブノートといえよう。

 CPU以外にも、チップセットの変更によってメモリにPC2100対応DDR SDRAMを採用可能になった。最大メモリ容量も1GBまで強化されている。またIEEE802.11b無線LAN機能も標準搭載。A4オールインワンノートに匹敵するスペックは、まさにフルスペックモバイルの名に相応しい。これだけいろいろ詰め込むと、サブノートと呼ぶには少々重くなる(約1.99kg)のは致し方ないところか。



光ドライブの比較 R505とV505の比較
写真5 V505の光ドライブ(左)とR505のドックの光ドライブ(右)。V505のドライブは薄いだけでなく、手に持った重さも明らかに軽い。写真6 R505(左)とV505(右)を並べて。フットプリントはほとんど変わらない。並べてみるとボディのシルバーの色味が違うことも分かる。

スピード感と高級感を兼ね備えるデザイン

 歴代のバイオノート505は、スペック以上にその先進的なデザインでも常に話題を集め続けていた。V505ももちろん、随所に凝ったデザインをしている。ボディ全体はスピード感をイメージさせる直線的なデザインでまとめられている。並んだ3本の直線をデザインコンセプトとしており、真横から見ると液晶パネル、ボディ上側、下側で、ちょうど3つの層を成して見える。

オプションのポートリプリケータ 緑に光る電源コネクタ
写真7 オプションのポートリプリケータ(2万5000円)にはデジタル液晶モニタ用のDVI端子を備える。中央横長の窪みは、大容量バッテリを装着したまま設置するためのもの。写真8 ACアダプタの電源コネクタは、PowerBookのようにLEDが仕込んであり、通電中は緑に光る。ただしバッテリ状態や動作状態により色が変わるというギミックはない。

 全体のデザインは直線的だが、PCカードのイジェクトボタンやLANポートのコネクタカバーは丸い形とし、アクセントをつけているあたりも、いかにもソニーのデザインという印象だ。液晶パネル裏のロゴ部分も、ロゴ型のくぼみに横に流れるようなヘアライン処理を施したアルミのロゴを埋め込む凝り様。スピード感と高級感を兼ね備えたデザインと言えよう。


 優れたCPUパワーと光ドライブを備え、高級感のあるボディに包まれたV505は、パワーユーザーやビジネスコンシューマなど、強力なモバイルノートを求めるユーザーに最適なノートPCと言える。それにカッコよくってパワフルなノートほど、パワーユーザーの物欲をそそるものもないだろう。

12.1型XGAの液晶パネル V505の放熱機構
写真9 液晶パネルは12.1型XGA。キーボードはキートップの色が違う2色成型。電源スイッチと無線LANスイッチはボディ下面の手前に配置。写真10 V505の放熱機構を実際の配置に合わせて置いてみた。左から、排気口/空冷ファン/CPU放熱板/ビデオチップ放熱板/チップセット放熱板が並ぶ。CPU用の放熱部は他の部分と分割されていて、放熱効率を向上させている。
PCG-V505R/PBの主なスペック
製品名 バイオノート505 PCG-V505R/PB
CPU Mobile Pentium 4-M 1.8GHz
チップセット Intel 845MP
メモリ(最大) DDR SDRAM(PC2100) 256MB(最大1GB)
グラフィックス ATI MOBILITY RADEON(16MB)
HDD 60GB
FDD ――
光メディアドライブ CD-RW&DVD-ROMコンボ
スロット PCカードTypeII×1、メモリースティックスロット
通信 10/100BASE-TX、IEEE802.11b無線LAN、56kbpsモデム
I/O USB 1.1×2、i.LINK(4ピン)×1、外部ディスプレイ出力、ヘッドホン出力、マイク入力、ポートリプリケータコネクタ
サイズ(W×D×H) 277×242.4×33.5mm
重量 約1.99kg
OS Windows XP Professional

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