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PCG-SR9M/G

PCG-SR9M/G

2001年05月25日 00時00分更新

文● 山崎

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PCG-SR9M/G

ソニースタイルドットコム・ジャパン

20万9800円

ソニー製品のダイレクト販売サイト「SonyStyle」は、購入時にメモリやHDDを増設して購入できるC.T.O.(Configure to Order:注文仕様生産)ショップだ。しかも標準でEthernetに対応していないVAIOについては、PCI接続のLANカードあるいはPCカードタイプのLANカードを標準添付するなど、一般の店頭販売モデルとは一味違った仕様のマシンとして販売されている。今回紹介するB5サブノート「PCG-SR9M/G」は、グリーンのボディカラーを採用した、通常のVAIOとは一味違った印象を持つ“SonyStyleオリジナルマシン”である。

イタリアンファッションを意識した大人のためのシックなモバイルPC

本体に装備する端子類は、右側面にオーディオ、PCカードスロット(TypeII)、i.LINK、モデムを、左側面にメモリースティックスロット、USB、ディスプレイアダプタ端子を備える。
 オリジナルモデルとはいえ、PCG-SR9M/Gのベースとなっている店頭販売モデル「PCG-SR9M/K」との大きな違いはボディーカラーのみである。両者は基本スペックについてはほぼ共通しており、CPUは低電圧版Mobile PentiumIII-750MHzを採用し、メインメモリは2つ装備するマイクロDIMMスロットの1つに128MBのSDRAMモジュールを実装、HDDは30GBを搭載する。液晶パネルはポリシリコンTFT液晶を使用し、10.4インチというサイズながら1024×768ドット/フルカラーの精細な表示が可能だ。ビデオチップは8MBのビデオメモリを内蔵する「Savage/IX8」を採用している。B5サイズのコンパクトなノートPCながら高いスペックを誇るマシンである。しかも標準でEthernetポートを装備していないPCG-SR9M/G(SonyStyleで購入する場合はPCG-SR9M/Kも)には、アイ・オー・データ機器のPCカードタイプの10BASE-T/100BASE-TX対応LANカード「CBET/TX-S」が付属する。



SonyStyleオリジナルカラーのVerde lucidoは、ちょっとラメが入っている深いグリーンのためあまり派手さはない。天面だけでなく底面も、全体がVerde lucidoで覆われている。

 ベースモデルのPCG-SR9M/Kは、さらにBluetoothモジュールを内蔵しており、対応する周辺機器とのワイヤレス通信が行えるという、モバイルマシンとしてより付加価値の高い製品だ。が、PCG-SR9M/Gではこの機能は省略されている。とはいえ現状ではBluetooth対応周辺機器は、56kbpsでのダイヤルアップを行うBluetoothモデムステーション「PCGA-BM1(オープンプライス)」やauの携帯電話「C413S」などしか揃っていない。どうしてもBluetooth機能を使ってみたいというユーザー以外には大きなマイナス要素とはなり得ず、むしろ余分な機能を省略して価格を抑えたという点で評価できるだろう。

 プリインストールアプリもPCG-SR9M/Kと同様に、動画編集ソフト「DVgate Ver.2.3」「MovieShaker Ver.3.0」、画像ファイル管理ソフト「PictureGear Ver.5.0」、地図表示&ナビゲーションソフト「Navin' You Ver.5.1」など、買ってすぐにVAIOを使うことを楽しめるソフトが揃うが、OSはWindows Millennium Editionに変更され初心者ユーザーへの対応が図られている。OSに関しては、VAIOのほかの夏モデルと同様に「Windows XP Ready PC」の認定を受けており、今秋に発売が予定されているWindows XPへもスムーズに移行できるだろう。

実際に使用している状態でVerde lucidoが目に入るのはパームレスト部分ぐらい。スペシャルカラーはあくまでも“人に見せるため”のものなので積極的に持ち歩こう。
 店頭販売モデルとの最大の違いであるボディカラーは、イタリア年にちなんで採用された「Verde lucido(ヴェルデ・ルーチド:磨き上げられた緑)」という、これまでのVAIOのイメージからは想像もつかなかった“グリーン”だ。最初に見たときには違和感を感じるが、初代のVAIOノートが紫色で登場したときと同様に、見慣れてしまえばこういうPCもいいなと思えてくる。深みのある緑色と紫がかったグレーとのツートーンカラーは一見アクが強そうだが嫌味はなく、ほかの人が持っていないVAIOノートで、差別化を図りたいユーザーには魅力的な存在だろう。



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