米Gatewayは、米TransmetaのCPU「Crusoe」を搭載したインターネットアプライアンス(インターネット端末)を、米America Online(以下、AOL)と共同開発していることを発表した。
このインターネットアプライアンスは、PCをはじめ、家電製品などあらゆるデバイスを通じてAOLへのアクセスを普及させていこうという「AOL Anywhere」戦略の一環として開発されている。
発表されたインターネットアプライアンスの特徴は以下のとおり。
- CPUは、米TransmetaのCPU「Crusoe」を搭載
- OSには、Crusoe用にカスタマイズされたLinuxである「Mobile Linux」を採用
- AOLへの接続ソフト「Instant AOL」を搭載(インターネットアプライアンスの電源を入れると自動的に起動する)
- オープンソースのWebブラウザ「Mozilla」や、「Netscape6」に使われているレンダリングエンジン「Gecko」を使用したWebブラウザを搭載
米AOLは、1999年10月に米Gatewayに8億ドルを投資、両社は提携関係にある。また、同製品の発売時期、価格などは発表されていない。