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おとなの社会科見学 Web版 第13回

本当のおもてなしはネット上にも有った!

高級施設専門の宿泊予約サイト「一休.com」が伸びるワケ

2008年12月16日 05時00分更新

文● 山崎マキコ

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月刊アスキー 2008年9月号掲載記事

 全国のビジネスアスキー読者の皆様、こんにちは。山崎です。こないだ、宿泊予約サイトの一休.comにお邪魔してまいりました。

 現在、皆様はおそらく20代から50代ぐらいのビジネスマンの方が多いのだろうとわたしは思ってるんですが、出張のときはどこの宿泊予約サイトを使ってますか?

 わたしはもうずっと何年も前から宿泊予約といったら「旅の窓口」、現在の「楽天トラベル」にお世話になってて、ほかのサイトをチェックするってことがなかった。なんてったって宿泊予約サイトの大手ですからね。ところが某大手出版社の編集者さんと打ち合わせをしていたときに「一休.com」の存在を教えてもらう機会があったんです。それまで実はこの宿泊予約サイトをまったく知らなかったいう次第。

 件の打ち合わせは、まず銀座でフレンチをご馳走になり(さすが大手出版社!)、それから突っ込んだ打ち合わせのために「ホテル西洋 銀座」のラウンジでお茶をする流れになったんだけど、特に感心したのはこのホテル西洋 銀座のラウンジだった

 わたしは買い物はだいたい銀座で済ませるほうなのだけど、このホテルはなぜか視界に入ってなかった。ところが中に入ってみると、インテリアは重厚で優雅に寛げる。ラウンジにいる人の密度も適度で、これは穴場だなと思った。さすが良いところを知っていると感心したのだ。ところが、である。案内してくれた当の編集者はというと、

 「僕、実は銀座をさっぱり知りません

という。わたしが打ち合わせの場所に銀座一丁目あたりと指定したから、探したのだという。そしてそのツールとして使ったのが、一休.comだったというのである。

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