月刊アスキー 2008年8月号掲載記事
全国の懐の貧しい皆様、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは今、とても貧乏です。それもこれも全部、住民税のおかげだ! バカヤロー、貧乏人から税金取るなー、生活保護になってやるぞー。
という心の叫びは置いておいて。
本日は皆様に耳寄りな情報を持ってまいりました。1円も使わず、FXでお金をもらえる方法があったんです。いや、どう考えても怪しいDMの売り言葉にしか聞こえないんだけど、冗談抜きで。詐欺とかじゃないから。って、言えば言うほど怪しいけど、本当に。
ビジネスアスキーをご購読くださってる方はもうご存知かと思うんだけど、現在「シストレFXグランプリ」というイベントが開催されていて、それに参加すればいいわけ。取引開始時に口座に入っている500万円の仮想資金を、リアルタイムで変動する為替レートを使って売買し、いくら増やすことができるかを競う。要するにバーチャルFXを行うんだな。
で、期間内に仮想資金を一番増やした人に賞金300万円。二位は100万、三位は50万。ちなみにソフトウェア開発に自信があるという人は、システムトレード用ソフトを自力で開発して、そちらの優劣を競って賞金を手に入れるという道もあります。これらグランプリ、すでにスタートしているけど、2009年4月30日まで時間があるから(シストレソフト部門の締切は2009年3月29日)、我こそはと思う人は参加してみるといいことあるかも。
それにしてもFX、わたしの周りでもやっている人が多いです。レバレッジを用いてのハイリスクハイリターンな取引に魅力を感じているらしい。ずっとパチスロにハマっていた人がFXに手を出してからというもの、パチスロから足を洗っちゃったなんて人もいたりする。
わかるなあ、と思うんである。わたしは目押しができないからパチスロはダメなんだけど、パチンコのほうはわりと好きだった。けど、
『所詮はプログラマーの手の上で踊らされているだけだぜ』
と思ったときになんか醒めた。その点、FXは勉強するとそれだけディープに予測できるようになるわけだから、攻略する側としても燃えるものがあるだろうなと思うわけであります。なにせ世界情勢を相手にした勝負なんだから、ハマればこれほど面白いものもなかろうかと。
ま、そんな話はこれくらいにして、タイトルの件について触れておきます。
シストレFXグランプリには、クリック証券のイメージモデルになったアイドル、滝沢乃南ちゃん、山本綾乃ちゃんの「ラッキー・クリックチーム」と、マネージャパン誌が応援するアイドル、山口愛美ちゃんと佐々木梨絵ちゃん、折原みかちゃんの「ハッピー・マネーチーム」、あとなぜかビジネスアスキーが、「アキバの黒船チーム」と名乗って、このシストレFXグランプリに参戦してます。
で、そのバーチャル収益を誌上で競い合うという企画が進行してるとかで、わたしはそれの「Web用収録」を見学しに行くことになった。
事前にその収録の場で何があるのか、詳しい説明がなかったこともあって、わたしは漠然と「アイドルに何か喋らせて、その様子を録画するんだろう」程度に予測してたんだけど、これが違った。
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