27日の秋葉原はあいにくの雨、しかも11月とは思えぬほど気温も低かったため客足は途絶えがち。その中で「レイトン教授」シリーズ第3弾にして、同シリーズの完結作品の「レイトン教授と最後の時間旅行」が、同日発売の他タイトルを大きく引き離して、圧倒的な存在感を見せていた。
販売本数は、秋葉原にやってくる人の数が全体的に少ないということもあり、事前に予想していた売れ行きを下回っていたものの、他のソフトと比較して見ると圧倒的な人気を集めている様子。
ショップスタッフは「早朝の一番冷え込んでいる時間帯は、アキバの猛者たちが“ひぐらし”などを買っていったんでほとんど動かなかったんですが、昼休み以降はレイトンが動き出しました」、「朝から順調に売れていますね。とはいえ、雨と寒さで人はまばらなので、本番は今週末になるんじゃないかと思います」と話していた。
世間ではウイイレっぽいけど
アキバは「ひぐらし」シリーズが2番手に!
某ショップスタッフが「駅向こうの量販店ではウイイレだと思いますが、うちの店はこの2タイトルがレイトンに続いて2番手、3番手になっています」と話していたDS「ひぐらしのなく頃に絆 第二巻・想」、PSP「ひぐらしデイブレイクPortable」。
ほかの店舗でも同様の売れ行きを見せており、秋葉原で「レイトン教授と最後の時間旅行」に続いたのは、人気サッカーゲームを差し置いて“ひぐらし”シリーズの2タイトルなのである。
DS用「ひぐらしのなく頃に絆 第二巻・想」は、「ひぐらしのなく頃に祭」から“暇潰し編”と“目明し編”の2シナリオに加えて、新規シナリオ“影紡し編”と“異本 昼壊し編”の全4シナリオを収録するサウンドノベルとなっている。
一方のPSP用「ひぐらしデイブレイクPortable」は、同人サークル07th Expansionと黄昏フロンティアの2つのサークルが開発した対戦アクションゲームをコンシューマに移植した作品だ。PSPへの移植にあたり、新ストーリーや衣装の追加が行なわれている。
同日で発売を向かえた2タイトルだが、秋葉原全体での売れ行きは「ひぐらしデイブレイクPortable」に軍配が上がっていた。ショップスタッフは「コンシューマへの初移植っていうのと、やはりゲーム性の高さが受けているんじゃないですかね」と話していた。
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