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最新パーツ性能チェック ― 第70回

遅れてきたVIA製省電力プロセッサNanoはAtomに勝てるのか?

2008年11月29日 23時58分更新

文● Jo_Kubota

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Sandra 2009/SP1

 同じく統合ベンチマークであるSandra 2009での実行結果を見てみよう。まずはCPUベンマークである、「Processor Arithmetic」と「Processor Multi-Media」。基本的な傾向は3DMark06のCPUスコアと同じだが、Processor Multi-MediaのSSE3性能を見る「int x8 iSSE3」ではAtom 230がNano L2200を上回る結果を残している。SSE3への最適化という点でNano L2200はやや不利なのかもしれない。

Sandra 2009 Processor Arithmetic
Sandra 2009 Processor Arithmetic (単位:score) better→
Sandra 2009 Processor Multi-Media
Sandra 2009 Processor Multi-Media (単位:score) better→

 同じSandra 2009でのメモリパフォーマンスを見ていこう。「Memory Bandwidth」(メモリ帯域)のテストでは、PCMark05のメモリテストと同じ傾向を示した。そしてキャッシュメモリ~メインメモリの性能を「Cache and Memory」から見てみると、1MBのL2キャッシュを搭載するNano L2200が有利かと思われたが、128kB~1MBの結果を見るとAtom 330に大きく離されている。思ったよりNano L2200のL2キャッシュパフォーマンスは高くないようだ。

Sandra 2009 Memory Bandwidth
Sandra 2009 Memory Bandwidth (単位:GB/s) better→
Sandra 2009 Cache & Memory
Sandra 2009 Cache & Memory(単位:GB/s)↑better

(次ページへ続く)

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