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ビジネス文書 ―― 「ワードの表」のイライラを解決する 第5回

文書作成が楽になるアイデアその4

Word2007ならプレビューを見ながら表作成

2008年11月26日 08時30分更新

文● 構成● 日向ミズキ、内藤康子(本郷PC塾)

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表の色や文字色の変更
豊富に用意されたスタイルから選ぶだけ

 表の色や文字色の変更も、Word2007ではあらかじめ用意されている表のスタイルから選ぶだけで設定できる。表の列幅や行の高さの変更も簡単にできるようになった。

 「表ツール」の[デザイン]タブには、表に書式を設定するための機能が集まっている。表内にカーソルをおいて、表のスタイルを選ぶだけで色やフォントをまとめて設定できる。表のスタイルには、色やフォントだけでなく、タイトル行(先頭行)や集計行(最後の行)、最初の列や最後の列を別の書式にするかどうか、あるいは行や列を縞模様にするかしないかなども設定されていて、スタイルを適用した後に表の一部の書式を修正することもできる。

表全体のスタイルを決める

表のスタイルを変更する

表のスタイルを変更する

 表内をクリックしてカーソルを配置。[デザイン]タブに[表のスタイル]が表示されるが、ほかのスタイルも表示するために、[その他]ボタンをクリック。


スタイルを選択する

多数表示されているデザインにカーソルを重ねると表のデザインも変化する

 スクロールバーをドラッグするとすべてのスタイルを見られる。マウスを重ねる(クリックは不要)と、文書中の表にプレビューが表示される。よければクリックで確定。


実際にスタイルが適用

選択したスタイルが実際に適用された

 スタイルを適用すると、表の色や文字列がまとめて変更される。配色も見やすいようにあらかじめ考えられている。たとえばここではタイトル行が濃い色なので、文字色が白抜きになっている。


1列だけ色を変える

特定のセルだけ色を変える

最後の列のセルだけを文字を太字にしたり、セルの色を変えたりできる

 [最後の列]をオンにすると右端の列が太字になって強調される。右上のセルをクリックして、[塗りつぶしの色]で[青]を選ぶとセルの色を青に変えられる。


■ダウンロードファイル

 (次ページ「列幅や行の高さの変更」に続く)

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