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つなげ!オンガク配電盤 第5回

KORG DS-10──生みの親・佐野信義氏に挑戦

2008年10月19日 12時00分更新

文● 四本淑三(powered by 武蔵野電波)

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前回の失敗を受け、早急に合奏メソッド確立の要ありと判断した我々は、なんと大胆にも、KORG DS-10のプロデューサーであるキャビアの佐野信義氏にセッションを申し込んだのであった。

佐野信義氏

佐野信義氏

 佐野さんと言えばDS-10の神にして、ゲーム音楽界のカリスマ「佐野電磁」である(関連記事)。いいのか俺たち!? などと思いつつも、DS-10発売後の状況と、例のイベントの告知もかねて宜しくお願いしますよ、ということで取材のスケジュール繰りを進めていたのだ。

 例のイベントというのは「KORG DS-10 EXPO 2008 in TOKYO」のこと。YouTubeやニコニコ動画で有名なDS-10を使うミュージシャンが一同に集まり、アノ曲コノ曲を生でやってくれるという、ネット音楽ムーヴメントの最先端を行くイベントだ。

 はっきりと誰が何をやる、とは言えないのが残念だが、選曲面でサプライズもある。


DS-10 EXPOの詳細情報

 10月26日(13:30~18:00)に渋谷のclub axxcisで開催。チケットは前売り1800円、当日2000円。詳細はKORG DS-10の公式サイトで確認できる。



なぜかDS Lite Orchestraのデビューライブも決定


 そんな最中、何故か私宛に「KORG DS-10 EXPO 2008 in TOKYO ご出演のご相談」というmixiのメッセージが入った。

「はじめまして。KORG DS-10の開発プロデューサーの佐野と申します」

──などと始まり

「DS Lite Orchestra - Cicadasは個人的に大変気に入って聴いていたので、ぜひこの機会に生で聴いてみたいと思い、まずはご相談と、ご連絡した次第です」

──という内容だった。

 佐野さんとは面識はあるものの、マイミク登録はしていないし、今まさに取材スケジュールの設定でメールを打ち合っている最中に、なぜmixiにこんなメッセージが届くのか。「mixiのアカウントはDS Lite Orchestraで検索してたどり着きました」とか変なことが書いてある。

 これは佐野さんの名を語り、DS-10 EXPOへの出演依頼を装う、何か良からぬ者の企みに違いない。まったく実に怪しからん。と、スルーしていたら、佐野さんからこんなメールが届いた。

 ごめんなさい!

 今の今までmixiのアカウントの「よつもと」さんが
 四本さんだと全く気が付かなくて、メッセージに
 「はじめまして」、なんて書いちゃいました。

 ということで、改めてご出演のご検討をよろしく
 お願いいたします!!!

 さの

   ぎゃーっ! 船田さーん!

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