東京ゲームショウが終了し、クリスマス商戦が始まるまで一段落の感も否めないが、そんな中、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(以下、PSP)の新モデル「PSP-3000」が発売を迎えた。
この日発売を迎えたPSP-3000は「パール・ホワイト」「ミスティック・シルバー」「ピアノ・ブラック」の3色をラインナップ。前モデルのPSP-2000からの主な変更点は、液晶パネルがコントラスト、応答速度、広色域などの点で格段に性能アップしていること。そのほか、マイク機能の搭載などが改良点となっている。
そんな、メジャーバージョンアップを迎えたPSP-3000だが、出足は悪くないもののこれまでと比べると動きはやや鈍め。ショップスタッフからは「2000番台を持っている人の買い替え需要は少ないですが、1000番台を持っている人はそろそろくたびれてきているので、そのあたりの買い替えがあるみたいです」といった話を聞くことができた反面、「新機能の告知について、液晶が綺麗になったということ以外はわかりにくい。問い合わせが多くて、もう少し親切な説明が必要だと思います。これはニンテンドーDSiにも同じことが言えますけど」といった話も聞くことが出来た。
過去の名作へのリスペクトもさらに強化!
「勇者のくせになまいきだor2」
新型PSPと同日で発売されたのは、SCE開発のヒット作品「勇者のくせになまいきだ!」の続編「勇者のくせになまいきだor2」。オールドゲーマーを中心に思わずクスリとしてしまう捻りの効いた笑いの要素は、今作でも健在の様子。
元々、発売日に爆破的な売れ行きを見せるタイトルではないということで、大きく販促活動を行なっているショップは見られなかったものの、ショップでの動きはそこそこ活発だった様子となっていた。
ショップスタッフの中にもファンは多く「今日発売されたタイトルのなかでは、多分一番長く遊べるタイトルだと思います」や「もう少し力を入れたいんですが派手さはないですからね」といった話を聞くことができた。
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