チップセットに「AMD 790GX」+「SB750」を搭載するSocket AM2対応マザーボード「KA790GX-M」がMSIから発売されている。
チップセットに「AMD 790GX」+「SB750」を採用するMSI製マザーボードといえば、Socket AM2対応マザーボードとしては初の省電力機能「DrMOS」を搭載する「DKA790GX Platinum」が発売されているが、今回登場した「KA790GX-M」はその下位モデルとなるもの。その「DrMOS」や「Flat Circu-Pipe」と呼ぶヒートパイプ採用冷却機構などが省かれた廉価版となる。
主なスペックは拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×1、PCI×3、DDR2 DIMM×4(DDR2-667/800/1066、8GBまで)。オンボードインターフェイスにVGA機能やDDR3 128MBのLFB、8chサウンド(Realtek/ALC888)、ギガビットイーサネット(Realtek/8111C)、Serial ATA II×5(RAID 0/1/5/10)、eSATA×1、IDE×1などを搭載。I/O部にはVGAとDVI、HDMI出力を備えるほか、最近の同社製マザーで多く見かけるマニュアルに従って切り替えることでOCが可能となる「Easy OC Switch」などを搭載している。価格はドスパラ秋葉原本店で1万4580円、TSUKUMO eX.で1万4980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万5480円となっている。