今週は「AMD 790GX」搭載のSocket AM2対応マザーボードの発売ラッシュ。今度はMSIから「DKA790GX Platinum」が発売となっている。
同マザーボードの特徴はSocket AM2対応マザーボードとしては初の省電力機能を搭載するところ。MSIの省電力/高効率機能といえば「DrMOS」。メジャーメーカーの省電力機能といえばASUSTeKの「EPU」(Energy Processing Unit)や、Gigabyteの「Dynamic Energy Saver Advanced」などがあるが、「DrMOS」も含めいずれも搭載されているのはLGA 775プラットフォームの製品だった。Socket AM2環境でどれほどの効果を発揮してくれるかは未知数だが、低消費電力モデルを好むユーザーも多いAMD派にとっては気になる機能と言えそうだ。
拡張スロットの構成はPCI Express(2.0)x16×2(x0+x16もしくはx8+x8)、PCI Express x1×2、PCI×2。内蔵VGA機能用にDDR3 128MBのLFBも搭載する
主なスペックは、チップセット「AMD 790GX」+「SB750」に「Flat Circu-Pipe」と呼ぶヒートパイプ採用冷却機構を装備。拡張スロットの構成はPCI Express(2.0)x16×2(x0+x16もしくはx8+x8)、PCI Express x1×2、PCI×2、DDR2 DIMM×4(DDR2-667/800/1066、8GBまで)。
オンボードインターフェイスにVGA機能(コアクロック700MHz/DirectX 10対応の「Radeon HD 3300」)やDDR3 128MBのLFB、8chサウンド(Realtek/ALC888)、ギガビットイーサネット(Realtek/8111C)、IEEE1394、Serial ATA II×5(RAID 0/1/5/10)、eSATA×1、IDE×1などを搭載。I/O部にはVGAとDVI、HDMI出力を備えている。価格はアークで2万2980円だ。
