真偽はさておき、オバケや心霊現象に関する伝説は世界各所に残されており、現在も生産が続けられている。古今東西、人はそうした怪談で怖いモノみたさを満たしているわけだ。
そんな要求に応えるべく、恐怖サイトの多くは様々な工夫で読者を怖がらせている。しかし、心霊スポット探索の大御所サイト「路地裏」はちょっと毛色が違う。探索したそのままの状況をレポートするだけで、オチで恐怖に陥れるような仕掛けがない。それでいて、今も多くのファンを抱え続けている。
管理人のTokyo-Power氏は、心霊スポットめぐりとサイト運営を続けていくうちに、その体裁を作り上げたという。その狙いはどんなものなのか、じっくり紐解いていきたい。
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