最近では、女性でも持ちやすい小型で軽量なデジタル一眼レフカメラが充実してきている。500g以下の軽いクラスを見てみると、オリンパスの「E-420」(約380g)、キヤノンの「EOS KISS F」(約450g)、ニコンの「D40」(約475g)、一眼レフではないが12日に発表されたパナソニックの「LUMIX DMC-G1」(約385g)などが代表的だ。
ここに22日、ペンタックスが「K-m」で新たに参戦を表明した。本体の重量は525gと若干重いが、CCDシフト方式の手ぶれ補正機能をボディーに内蔵している。実売価格はボディーのみが6万円台半ば、レンズキットが7万円、ダブルズームキットが8万円だ。
上位モデルである「K200D」の性能をほぼそのままに、パーツを小型/軽量化してコンパクトなボディーに詰め込んだ。K200Dのような防塵/防滴ボディーではないが、下表のように撮像素子、手ぶれ補正、ごみ取り機構などはK200Dと同じだ。本体にヘルプボタンを用意し、液晶ディスプレー上で操作を確認できる機能を備えており、マニュアルを持ち歩かなくても操作方法を確認できる。ペンタックスファンなら、軽量なボディーを生かせる薄型のパンケーキレンズと合わせて「お散歩カメラ」として使いたいところだろう。
製品名 | K-m | K200D |
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撮像素子 | CCD(APS-Cサイズ、23.5×15.7mm) | |
有効画素数 | 1020万画素 | |
ISO感度 | 100〜3200 | 100〜1600 |
ファインダー視野率/倍率 | 約96%/約0.85倍 | |
液晶ディスプレー | 2.7型TFT | |
AF測距方式 | 5点測距 | 11点測距 |
手ぶれ補正 | ○(CCDシフト方式、最大4段分) | |
センサーのゴミ取り機能 | ○ | |
ADコンバーター | 12bit | 14bit |
シャッター速度 | 1/4000〜30秒 | |
最高連続撮影 | 毎秒約3.5コマ | 毎秒約2.8コマ |
電源 | 単3形電池4本 | |
記録媒体 | SD/SDHCメモリーカード | |
本体サイズ (W×D×H) |
122.5×67.5×91.5mm | 133.5×74×95mm |
重量(本体のみ) | 約525g | 約630g |
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