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ペンタックスが「K-m」で軽量デジイチ市場に参戦!

2008年09月22日 16時38分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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K-m

エントリークラスの「K-m」

 最近では、女性でも持ちやすい小型で軽量なデジタル一眼レフカメラが充実してきている。500g以下の軽いクラスを見てみると、オリンパスの「E-420」(約380g)、キヤノンの「EOS KISS F」(約450g)、ニコンの「D40」(約475g)、一眼レフではないが12日に発表されたパナソニックの「LUMIX DMC-G1」(約385g)などが代表的だ。

 ここに22日、ペンタックスが「K-m」で新たに参戦を表明した。本体の重量は525gと若干重いが、CCDシフト方式の手ぶれ補正機能をボディーに内蔵している。実売価格はボディーのみが6万円台半ば、レンズキットが7万円、ダブルズームキットが8万円だ。

K-m

「K-m」のボディー。名前の「m」は、「mini」「micro」「mama」といった意味が込められている

smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6AL

レンズキットに付属する「smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6AL」

mc PENTAX-DA L 50-200mm F4.5-5.6ED

ダブルズームキットには左のレンズとともにこの「smc PENTAX-DA L 50-200mm F4.5-5.6ED」が付属する

 上位モデルである「K200D」の性能をほぼそのままに、パーツを小型/軽量化してコンパクトなボディーに詰め込んだ。K200Dのような防塵/防滴ボディーではないが、下表のように撮像素子、手ぶれ補正、ごみ取り機構などはK200Dと同じだ。本体にヘルプボタンを用意し、液晶ディスプレー上で操作を確認できる機能を備えており、マニュアルを持ち歩かなくても操作方法を確認できる。ペンタックスファンなら、軽量なボディーを生かせる薄型のパンケーキレンズと合わせて「お散歩カメラ」として使いたいところだろう。

製品名 K-m K200D
撮像素子 CCD(APS-Cサイズ、23.5×15.7mm)
有効画素数 1020万画素
ISO感度 100〜3200 100〜1600
ファインダー視野率/倍率 約96%/約0.85倍
液晶ディスプレー 2.7型TFT
AF測距方式 5点測距 11点測距
手ぶれ補正 ○(CCDシフト方式、最大4段分)
センサーのゴミ取り機能
ADコンバーター 12bit 14bit
シャッター速度 1/4000〜30秒
最高連続撮影 毎秒約3.5コマ 毎秒約2.8コマ
電源 単3形電池4本
記録媒体 SD/SDHCメモリーカード
本体サイズ
(W×D×H)
122.5×67.5×91.5mm 133.5×74×95mm
重量(本体のみ) 約525g 約630g

 次ページでは、外観などの写真をお届けする。

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