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DVDを高精細にする新ヴァルディア

2008年09月18日 19時16分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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発表会の様子
発表会の様子

 東芝が「HD DVD」からの撤退を表明してから約半年。「ヴァルディア」(VARDIA)はDVD/HDDレコーダーとして2回目のモデルチェンジを迎える。

「ヴァルディア」秋冬モデルのフラッグシップモデル「RD-X8」
「ヴァルディア」秋冬モデルのフラッグシップモデル「RD-X8」。ディープカラー出力に対応する

 今回目玉となる技術はエッジの強調などにより映像をより高精細に再生する「XDE」だ。



 高精細感を引き立てるXDE

「XDE」のオン/オフは画面上で行なう
「XDE」機能のオン/オフは画面上で行なう

 XDE(Extended Detail Enhancement)はソース映像のエッジとノイズを抽出し、3Dデジタルノイズリダクションにより処理する。同時にエッジ強度に応じた補正処理を実施する。単にエッジを強調するのではないため、映像の破綻が少ない。

 また、XDEはSD映像、HD映像ともに適応可能で、DVDなどのSD映像をHDにアップスケーリングした映像にも適応できる。

 ただし、SD画質よりはHD画質の映像のほうが効果を得やすいという。



 フルハイビジョン7倍録画を実現

「RD-S503」 「RD-S303」
中級機にあたる「RD-S503」(左)と「RD-S303」(右)。XDEや7倍録画など、基本機能はX8と同じ

 新機種では新たにMPEG-4 AVCで記録する「TSE」モードの記録ビットレート範囲が拡大した。従来機種では、ハイビジョン記録時の最低ビットレートは3.6Mbpsだったが、今回から2.8Mbpsで記録を選択できる。

 これにより、1TBのHDDに最大で約660時間(従来は約533時間)、1層のDVD-Rに約2時間28分(従来は約2時間15分)の録画ができる。

 トランスコーダーも新しいものを採用し、低ビットレート時のノイズを大幅に低減しているという。



テレビやスカパー!のHD映像も残せる

 同社の液晶テレビ「レグザ」で録画した番組をヴァルディアからDVDメディアに書き出せるのも新しい機能だ。

 DVDに書き出すには、レグザで録画した番組をヴァルディアにムーブする必要がある。ムーブした番組はヴァルディアにコピーワンス番組として保存され、DVDに書き出すとヴァルディアからも消去される。

 そのほか、10月に放送開始予定の「スカパー!HD」に対応し、スカパー!HDのチューナーをLANケーブルでヴァルディアに接続することで録画が可能になる。

スカパー!HDチューナーとヴァルディア
スカパー!HDチューナーとヴァルディア

 新しいヴァルディアのラインアップと主な違いは以下のとおり。発売は11月中旬の予定。

型番 HDD容量 i.LINK スカパー!連動 ディープカラー出力 予想実売価格
RD-X8 1TB 2系統 対応 対応 14万円前後
RD-S503 500GB 1系統 非対応 非対応 10万円前後
RD-S303 320GB ―― 非対応 非対応 8万円前後


 このほかに、XDEを搭載したDVDプレーヤー「SD-XDE1」(予想実売価格1万8000円前後)と地上デジタルチューナー内蔵の簡易型HDDレコーダー「D-H320」(同4万円前後)も同時期に発売される。

「SD-XDE1」 「D-H320」
「SD-XDE1」(左)と「D-H320」(右)

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