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BDレコ購入指南 第3回

BDレコーダー本命決戦!第1ラウンド【録画編】

2008年07月03日 16時12分更新

文● 折原一也/AVライター

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徹底比較! BW700 VS L70


 まずは現在発売されているBDレコーダーに目を向けよう。店頭に並ぶBDレコーダーメーカー4社のうち、現在売れ筋の製品の多くがパナソニック、またはソニーに集中している。

 両社の製品はいずれも昨年11月に発売されたもの。発売から半年が経過したが、発売当初から高い完成度を持っている。その後、ソフトウェア部分はそのままにHDD容量を変更したマイナーチェンジモデルなどを追加。その人気は衰えることを知らずむしろ着実に売り上げを伸ばしている感すらある。

 今回はその中から、パナソニック「DMR-BW700」(以下BW700)、ソニー「BDZ-L70」(以下L70)をチョイスし、「録画編」「再生編」「編集+操作編」の全3回に分けて機能を比較検証していくことにする。

 また、各項目のはじめには2機種の性能が「ビギナー」向けか「マニア」向けかを◎○△×の4段階で示している。ビギナーとは今までVHSを使用して初めて買うようなユーザー、マニアはPCの得意なユーザーやデジタルレコーダー経験者を想定しているので参考にしてほしい。

対決機種紹介


パナソニック「DMR-BW700」

 BDレコーダーの雄・パナソニック。HDD容量250GBに2番組同時録画機能を搭載したモデルがBW700だ。発売当初から高い評価を受けたMPEG-4 AVC録画機能は1920×1080のフルHD解像度に対応している。DVDに記録するAVCRECにも対応しているので、BDメディアの値下がり待ちの間は、激安になったCPRM対応のDVD-Rを使うこともできる。

 パナソニックの録画機というと初心者向けの配慮に定評がある。HD録画時代になってどれほど使い勝手が進化しているのか、検証してみよう。


ソニー「BDZ-L70」

 ソニーのBDレコーダーの中で、ビデオカメラとの連携を強化した「L」モデル。2番組同時録画+HDD容量320GBというスタンダードなスペックで、MPEG-4 AVC形式でハイビジョン動画の長時間録画も可能だ。書き込みに対応したメディアは潔くBDに特化し、AVCRECには対応していない。

 DVD時代から受け継ぐ、徹底的にこだわり抜いた録画・再生・保存はいまだ健在。「x-おまかせ・まる録」の自動録画に「ダイジェスト再生」、「マジックチャプター」で自動チャプター設定と注目の機能が目白押し。今回は改めてその実力を確認してみよう。

訂正とお詫び:CPRMの表記に誤りがありましたので修正しました。(7月6日)


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