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Microsoft Imagine Cup 2008世界大会レポート(後編)

慶応大生、24時間ぶっ通しで問題を解く

2008年07月31日 22時05分更新

文● 新 淳一/ASCII.jp

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世界規模の高揚感は参加して味わえ!

 Imagine Cup世界大会への出場費用は、旅費、宿泊費、食事代など、すべてマイクロソフトが負担してくれる。学生にとっては至れり尽くせりの状態で、世界のライバル相手に自分自身の能力を試せる最高のチャンスだ。

各審査やチャレンジはホテルの会議室が会場になるが、「ショーケース」として、学生たちが自らの作品を他国の学生らにアピールする場も与えられる。どの会場でも、さまざまな人種が入り交じる熱気があった

「日本で想像していたよりも大きく盛り上がっている大会でした。各国のコンペティターの人たちがみんなすごくいい雰囲気で、想像していたよりすごく楽しいイベントだった」(NISlab前山さん)、「会場のスケールなど、本当に世界規模の大会というイメージを実感できました」(NISlab加藤さん)といった感想が聞かれたように、その魅力は、大会の規模や世界各国の学生たちの雰囲気がもたらす高揚感にある。

大会最終日には、全学生がかたずを飲んで見守る中、9部門の結果が次々に発表され、会場中が歓喜と大興奮で包まれた

 だが、もちろん、Imagine Cupはただのお祭りイベントではない。

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