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iPhone 3G 最速レビュー(その3)

本邦初公開! これがiPhone 3Gだ(後編)

2008年07月14日 16時00分更新

文● 宮本朱美

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オマケ:ソフトバンクとの契約が切れたらどうなる?

 最後に、iPhone 3Gでできること、できないことをまとめてみた。

操作 1.SIMのアクティベーション前 2.SIMのアクティベーション後 3.パソコンと接続し、iTunesでユーザー登録 4.アクティベーション、ユーザー登録後にSIMを抜いた状態
電話をかける、受ける ×(緊急番号のみ) ×
ウェブブラウズ × ○(無線LAN経由)
メール × ○(無線LAN経由)
カメラ/写真 ×
連絡先/カレンダー ×
マップ × ○(無線LAN経由)
YouTube × ○(無線LAN経由)
iPod機能 ×
iTunes Storeで曲を買う × × ○(無線LAN経由)
App Storeでアプリを追加 × × ○(無線LAN経由)

 iPhoneをソフトバンクで購入すると、まず店頭でSIMのアクティベーションが行なわれる。SIMのアクティベーションをするまでiPhoneはロックされており、緊急番号に電話をかける以外の機能はいっさい使えない(表「1」の状態)。

 SIMのアクティベーションが完了すると、通話、ウェブブラウズ、メール、カメラなど、ほとんどの機能が利用できる(表「2」の状態)。ただし、iTunes Storeで曲をダウンロードしたり、App Storeでアプリを追加するには、iPhoneをパソコンに接続して、パソコンの「iTunes」ソフトでアップルにユーザー登録を済ませる必要がある。

 この2段階の登録を済ませて初めて、iPhoneの全機能が使えるようになる(表「3」の状態)。やはりiPhoneの魅力を十分に味わうためには、パソコンが必須といえる。

 最後に、ソフトバンクとの契約が切れたiPhone 3Gはどうなるのか。それを実験してみるために、2段階の登録を済ませて全機能が使える状態にあるiPhoneから、SIMカードを抜き、SIMトレイが空の状態で起動してみた(表「4」の状態)。

 すると、画面に「SIMカードがありません」と一度表示され、通話や3G通信機能は当然できなくなったが、それ以外の機能は無線LAN経由で使用できた。「通話できないなら、iPod touchを買ってもいいのでは?」という突っ込みはさておき、今回検証した限りでは、ソフトバンクとの契約が切れてもiPhoneをメディアプレーヤーやカメラ、PDAとしては使えるようだ。


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