オマケ:ソフトバンクとの契約が切れたらどうなる?
最後に、iPhone 3Gでできること、できないことをまとめてみた。
操作 | 1.SIMのアクティベーション前 | 2.SIMのアクティベーション後 | 3.パソコンと接続し、iTunesでユーザー登録 | 4.アクティベーション、ユーザー登録後にSIMを抜いた状態 |
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電話をかける、受ける | ×(緊急番号のみ) | ○ | ○ | × |
ウェブブラウズ | × | ○ | ○ | ○(無線LAN経由) |
メール | × | ○ | ○ | ○(無線LAN経由) |
カメラ/写真 | × | ○ | ○ | ○ |
連絡先/カレンダー | × | ○ | ○ | ○ |
マップ | × | ○ | ○ | ○(無線LAN経由) |
YouTube | × | ○ | ○ | ○(無線LAN経由) |
iPod機能 | × | ○ | ○ | ○ |
iTunes Storeで曲を買う | × | × | ○ | ○(無線LAN経由) |
App Storeでアプリを追加 | × | × | ○ | ○(無線LAN経由) |
iPhoneをソフトバンクで購入すると、まず店頭でSIMのアクティベーションが行なわれる。SIMのアクティベーションをするまでiPhoneはロックされており、緊急番号に電話をかける以外の機能はいっさい使えない(表「1」の状態)。
SIMのアクティベーションが完了すると、通話、ウェブブラウズ、メール、カメラなど、ほとんどの機能が利用できる(表「2」の状態)。ただし、iTunes Storeで曲をダウンロードしたり、App Storeでアプリを追加するには、iPhoneをパソコンに接続して、パソコンの「iTunes」ソフトでアップルにユーザー登録を済ませる必要がある。
この2段階の登録を済ませて初めて、iPhoneの全機能が使えるようになる(表「3」の状態)。やはりiPhoneの魅力を十分に味わうためには、パソコンが必須といえる。
最後に、ソフトバンクとの契約が切れたiPhone 3Gはどうなるのか。それを実験してみるために、2段階の登録を済ませて全機能が使える状態にあるiPhoneから、SIMカードを抜き、SIMトレイが空の状態で起動してみた(表「4」の状態)。
すると、画面に「SIMカードがありません」と一度表示され、通話や3G通信機能は当然できなくなったが、それ以外の機能は無線LAN経由で使用できた。「通話できないなら、iPod touchを買ってもいいのでは?」という突っ込みはさておき、今回検証した限りでは、ソフトバンクとの契約が切れてもiPhoneをメディアプレーヤーやカメラ、PDAとしては使えるようだ。