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メジャーなビジネスのマイナーな事情

アキバ発アイドル撮影会を追え!(前編)

2008年06月16日 04時00分更新

文● 鈴木隆祐

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とっておきのスマイルゲット! 着せ替えだって楽しめちゃう


 気になる撮影の中味だが、Aスタの場合、衣装は私服、水着、本人チョイスによるコスプレ(今回はブルマ)の3パターン。コスプレは定番のメイド服はむろん、セーラームーンなどのアニキャラも揃っている

撮影会が始まると参加者交代で撮影を行なった。会話をしながら、ポーズのリクエストを出す

撮影会が始まると参加者交代で撮影を行なった。会話をしながら、ポーズのリクエストを出す

編集者も撮らせてもらった

せっかくなので、参加者に混じって編集者も撮らせてもらった。近すぎて緊張で手が震えます

 進行は、あくまで撮影者をモデルと1対1にさせ、ざっと時間配分を割り出し、その中で回すとやり方。今回は参加3名のみという低競争率。それぞれの衣装ごとにポーズを何回か変え、その度に数分ずつが与えられるという僥倖に恵まれ、日曜カメラマンのみなさん、大いに真実ちゃんとのコミュニケーションを満喫している様子だった。Aスタの会員登録自体は500名に及ぶが、常連は20名くらい。上は50代もいるが、30代が中心層だという。

 さらにイベント性のある場所(マザー牧場など)で行う場合は人数がいたほうがいいので、同じような規模の事務所が数社集まって女の子を出し合う。この秋葉原のスタジオ自体、4つの事務所で回しているという。ともかく、全国津々浦々で日々、こうした撮影会が繰り広げられている。逐一触れることはできないが、「撮影会ナビ」というポータルサイトなどから、レースクイーンから素人モデルなども含めジャンルごと、それぞれの主催者サイトに直接飛べるから、その充実ぶりを視認してほしい。ここでもAスタは当然紹介されている。

コスプレの衣装がいろいろと揃っていた。メイド服やウェイトレスの衣装に混じって、機関銃のモデルガンも。制服と組み合わせれば……

 さぁ、勿体をつけるようだが、前編はここまでにして、次回はいよいよアイドル撮影会におけるアイドル事務所の真の狙いにも探りを入れてみよう。

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