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オリンパス、水深3mでの水中撮影に対応するカラフルな防水デジカメ『μ 790SW』を発表

2007年08月23日 12時00分更新

文● 編集部 小林 久

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オリンパスイメージング(株)は23日、ポップでカジュアルなデザインを採用した防水デジタルカメラ『μ790SW』を発表した。価格はオープンプライス。30日から順次出荷する。

μ 790SWを持つ浅田姉妹

μ 790SWを持つ浅田姉妹



ファッション性にもこだわった防水デジカメ


μ790SWは、防塵/防水性能に加え、耐衝撃性、寒冷地での使用などにも配慮した“μ・SW”シリーズの新ラインアップ。タフネスを追求した従来モデルに対して、5色のカラーバリエーションを用意するなど、より気軽かつファッショナブルに持ち歩ける点をコンセプトとしている。

カラバリ

μ 790SWのカラーバリエーション。左から“プレミアムシルバー”“ピアノブラック”“サーフブルー”“サンオレンジ”“リーフグリーン”

また、同社一眼レフ機用に開発された画像処理エンジン“TruPic III”(トゥルーピックスリー)を採用した。

本体斜めフリ

本体は19.1mmと薄型

さらに、被写体の顔検出機能も強化した。逆光のシチュエーションなどで、被写体の顔と明るい背景の両方が黒ツブレ/白トビしない露出を決定する“フェイス&バックコントロール”アルゴリズムや、ストロボ撮影時に人物の顔を優先して発光量を調節する“顔検出フラッシュ”といった機能も新搭載している。

前者は英アピカル(Apical)社の技術を応用したもの。同社の技術はソニー(株)の一眼レフ機『α100』などに採用された例がある(関連記事)。

特徴である防水性に関しては、水深3mまでの水中撮影(JIS保護等級8相当)が可能。さらに、JIS保護等級6相当の防塵性能を持つほか、-10℃での動作テストや、高さ1.5mからの落下テストなども実施されている。水辺だけでなく、スキー場やアウトドアなど、幅広いシチュエーションに対応できる1台だ。

背面

μ 790SWを背面から見たところ

主な仕様は下記の通り。

μ790SWの主な仕様
撮像素子 1/2.33インチ有効710万画素CCD
出力サイズ 最大3072×2304ドット
レンズ 光学3倍ズーム(焦点距離6.7~20.1mm、35mmフィルムカメラ換算で38~114mm相当、開放F値3.5~5.0
ISO感度 ISO 80~400相当(オート)、ISO 1600相当(ぶれ軽減機能時最大)、ISO 2500相当(キャンドル/寝顔モード時最大)
動画撮影 最大640×480ドット、毎秒30コマ
液晶ディスプレー 2.5インチTFT(ハイパークリスタル液晶)、約23万画素
記録メディア 内蔵14.7MBフラッシュメモリーおよびxDピクチャーカード
電源 専用リチウムイオン充電池(LI-42B)
撮影可能枚数 約220枚(CIPA測定基準)
本体サイズ 幅93.6×奥行き21.3×高さ60.9mm
重さ 136g(本体のみ)

なお、本体に合わせて防水プロテクターの『PT041』(10月発売、2万6250円)、シリコンジャケットの『CSCH-52』(30日発売5250円)なども投入される見込み。

防水プロテクター

防水プロテクター『PT-041』

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