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ソニーがハイアマ向け&フラッグシップの2機種ボディーや各種レンズを展示

“体感!写真の力、映像の未来”PIE 2007が開幕!!

2007年03月22日 23時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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PIE 2007の会場になった国際展示場

PIE 2007の会場になった国際展示場

東京・有明の国際展示場(東京ビッグサイト)で22日、アジア最大のカメラ関連イベント“PHOTO IMAGING EXPO 2007”(フォト イメージング エキスポ 2007、略称PIE 2007)が開幕した。会期は25日までの4日間で、主催は有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会、日本写真映像用品工業会。

連日、アイドル撮影会(要事前登録)や撮影講座などのイベントが目白押し

今回は“体感!写真の力、映像の未来”をテーマに、要事前予約(参加費5000円)ながら、毎日3人のモデル(グラビアアイドル)が入れ替わりで被写体になり、プロカメラマンによる撮影指導を受けつつ撮れるという撮影会が行なわれるほか、中高年向けの撮影講座や親子参加型の現像・プリント体験など、さまざまな体験型イベントが用意されている。

ソニーが展示した、α100の上位機種にあたるハイアマチュア向けモデルの4面写真。ただし、あくまでも外観のみのモックアップだった

各メーカーのブースに展示された内容は、米国ラスベガスで行なわれたカメラショー“PMA 07”(現地時間で今月8日から11日)の直後ということもあり、すでに2月から今月上旬に発表済みのものが多かった。そんな中で特に注目を集めたのは、ソニー(株)が参考展示した2つのボディーと合計8本のレンズ群だ。

α100の上位機種でプロユースのフラッグシップモデル

同じくα100の上位機種で、こちらはプロユースのフラッグシップというもの。ハイアマチュア向けかプロユースの、いずれかが年内に発売されるという

詳細な仕様や発売時期は未定とのことだが、2つのボディーのうち一方はハイアマチュア向け、もう一方はフラッグシップと開発コンセプトだけは明らかにされている。従って、いずれも位置づけとしては現在の『α100』より上位機種となる。また、α100と同様に、光学式手ぶれ補正を内蔵し、映像処理エンジン“BIONZ”(ビオンズ)も搭載されるという。

開発中の“αマウント”対応レンズのコンセプトモデル

α100などの“αマウント”対応レンズ群も、開発中のコンセプトモデルが合計8本展示された

レンズは、バラエティーに富んだ以下の8本で、デジタル専用となるのか銀塩・デジタル共用になるかも明らかではない。いずれにしても、豊富なレンズを取り替えながら撮れるのは、デジタル一眼レフカメラならではの楽しみのひとつ。今後の発表を楽しみに待ちたい。

  • 超望遠レンズ
  • 望遠単焦点レンズ
  • 大口径広角ズームレンズ
  • 大口径短焦点レンズ
  • 大口径標準レンズ
  • 広角単焦点レンズ
  • 望遠ズームレンズ
  • 超望遠単焦点レンズ


オリンパスは光学手ぶれ補正&ライブビュー&ゴミ除去機能の
全部入りデジタル一眼レフカメラ『E-510』の動作品を展示

E-510を構えるオリンパスブースのコンパニオン

オリンパスブースにはE-510/E-410の動作品が多数並べられ、操作感を試す人が集まっていた。また、ライブビューのメリットを実感するために、人の背中のパネル越しという、腕を伸ばしたハイアングルの撮影を行なうための体験ブースも用意されていた

オリンパスイメージング(株)のブースでは、コンパクトで軽量な『E-410』と光学式手ぶれ補正も内蔵した『E-510』の、2つのライブビュー対応(背面の液晶ディスプレーでモニタリングしながら撮影できる)デジタル一眼レフカメラを多数並べて、シャッター音や操作感覚、そして同社が最もアピールしたい本体の小ささや軽量さをアピールしていた。

いずれもレンズマウント&撮像素子にフォーサーズシステムを採用するため、レンズを含めたボディー全体のコンパクトさがウリになっている。実際、同社ブースではそれをアピールするべく、シルエットでのサイズ比較、重量比較のパネルを展示していた。

E-510のデモ機

発表会ではまだ動作品がなかったが、現在はオリンパスのショールームなどにも置かれているというE-510のデモ機

フォーサーズシステムのメリットを比較パネルで説明

フォーサーズシステムは同じ焦点距離でもレンズの長さを短くできるのがメリットと、他社製品との比較で説明

また、利用できるレンズの種類がフォーサーズシステムのネックと見られていたが、ここ数年で同社以外にも松下電器産業(株)や(株)シグマが対応レンズを相次いで発表。着実に資産を増やしつつある。

シグマブースに展示されたフォーサーズシステム対応のレンズ群

シグマブースに展示されたフォーサーズシステム対応のレンズ群


そのシグマブースでは、有効1406万画素の単焦点コンパクトデジタルカメラ『DP1』が出迎えてくれた。

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