プライベートも嬉々として仕事漬け
バカも突き詰めれば芸になる。さらに運が良ければ大金を掴むことができる。我々ビジネスマンがバムに見習うとことがあるとすれば(あまり見習いたくはないが)、プライベートを嬉々として切り売りし、ファンが望むバム像を(多分)キッチリと演じる徹底したプロ意識だ。
フィアンセのミッシーもそんなバムの姿勢にメロメロ(のように見える)。ウ●コだのチ●コだの、カヌーで階段を滑り降りるだの、一般的な尺度から言えば完全に社会人失格だが、バムにとってはこれが仕事。職業に貴賎なし。どんな仕事でも一生懸命打ち込む姿は女心に響きまくるのだ。
仕事ができる場所は会社だけじゃない。プライベートも仕事漬けにするくらいの覚悟がないと、ビジネスマンとして抜きん出た存在になることはできない。
「俺だって家でも仕事してるよ!」そう言いたい御仁もいるだろう。だが、嫌々やってはないだろうか? その気持ちは家人にも伝わり、大切な家庭がどんよりムードで覆われてしまう。これはよくない。
ポイントは嬉々として、しかもそれがごく当たり前のような顔でこなすこと。続けていけば「こんな人なんだ、まぁ楽しそうだからいっか」と好意的に受け止めるようになるだろう。バカを24時間演じ続けるよりは、ビジネスマンを24時間演じるほうが敷居は低い。バムだってできたんだ、僕たちだってできるはずだ!
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- ビヨンド・ザ・マット(おススメ度:★★★)
※おススメ度は基本的に5つ星評価
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