エイリアンとプレデターについて、小1時間ぐらい語りたい
例えば、エイリアン好きの上司とプレデター好きの上司を酒の席に誘うとする。話題はもちろん「AVP2」だ。
エイリアン派の人は、30年にも及ぶ歴史とシリーズ作品の完成度の高さに誇りを持っている。対するプレデター派の人は、狩猟民族としての誇り高き生き様と、原始的なようで超ハイテク機器を使いこなすクールなギャップの魅力にメロメロのはずだ。
そしてエイリアン派は「この新参者が!」、プレデター派は「何にも考えてない原始生物が!」とお互いをワンランク下に見る傾向がある。
対決モノだからといって片方だけに思い入れを持ってはいけない。双方の魅力、相手から見たマイナスポイントを自分なりに整理して、どちらについても小1時間くらいは語れるようにしておきたい。
しかも本作は、エイリアンがプレデターに寄生して産まれた「プレデリアン」なる双方のイイとこ取りキャラクターも登場する。こいつの魅力も自分の言葉で語れるようになれば完璧だ。
AVPより危険なのは野球派 VS サッカー派(YVS)
とはいえ、エイリアン派とプレデター派の対立はある意味似た者同士なので分かり合える部分も多い。だが、以下のような質問は、平凡ながらも自分をアピールするにはレベルが高い。
「野球とサッカーどちらがお好きですか?」
これはもう、競技間の対立から世代間の対立へと発展する可能性のある、最も危険な話題だ。
だが、突破口はある。野球好きか、サッカー好きか、くらい日頃の会話でリサーチできるはずだ。どのチームが好きかまで落とし込めたらしめたもの。チーム内で比較されることの多い選手をピックアップし、その魅力を予習しておけばいいのだ。
王派か長島派か、長州派か藤波派か。ひいきのチームの思い入れのある選手と、そのライバルを同時に話題に出せば、会話も盛り上がること必至。両者の魅力を分かったうえで話を進めれば、「コイツ、分かってるな」と思わせることもできる。
そんな波風を立たせてるようで、まったく立ててない会話術を「AVP2」で特訓だ!
AVP2 エイリアンズVS.プレデター 完全版 <初回生産分限定特典ディスク付・2枚組>
2008年05月02日発売
2枚組 3800円(税込3990円)
20世紀フォックス ホームエンターテイメント
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