PowercolorからAGP版の「Radeon HD 3850」搭載ビデオカード「HD 3850 PCS 512MB AGP」が発売された。DirectX 10.1に対応した初のAGPビデオカードとなる。
同製品のコア/メモリクロックは668/1656MHzで搭載メモリはDDR3 512MB。ヒートパイプと銅製フィンを組み合わせたオリジナル冷却クーラーを搭載しており、厚みは2スロット仕様となる。ブラケット部はDualDVI/HDTV-OUTという構成だ。
AGPスロットが搭載された1世代以上前のマザーとCPUで、最新のDirectX 10.1対応ゲームがどれほどのパフォーマンスで動作するのかは不明だが、AGP版ビデオカードでもDirectX 10.1対応のPCゲームを堪能できるようになったという点では歓迎すべきだろう。気になる価格はアークで3万3600円となっている。