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新型マックを分解! 「マックラップ」の中身は「ハーフコア」だった

2007年11月06日 22時33分更新

文● アスキー・ジャンク部

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 「iPodだろうとMacBookだろうと、新製品はまずバラす! 中身を見ないと気が済まない!」

 そんな分解マニアのわれわれのハートをとらえたのがこれ、マックの新商品「マックラップ」だ! マックラップは、トルティーヤ生地で具材を包んだ新商品で、「チキンシーザー」と「えびサウザン」の2種類のラインナップがある。

マックラップ

左が「えびサウザン」。右が「チキンシーザー」。価格は共に210円~240円(地域によって異なる)

 日々時間に追われるIT系ニュースサイトの編集者にとって、マクドナルドは強い味方。そんなマックの新メニューとあればレビューしないわけにはいかない! というわけで今回は、マックラップの気になる中身に迫ってみる!



どこかで見たことがあるチキンシーザーの中身


 パクっとかぶりつきたくなる気持ちをおさえつつ、さっそく分解作業に入る。

 まずは「ガワ」から外していこう。チキンシーザーの外装は、メキシコ料理で使われるトルティーヤという生地。生地を開いてみると、上からチキンの半身、チーズ、レタスの三層構造であることが分かる。

チキンシーザー分解図1

包装紙をはがした状態

チキンシーザー分解図2

半分にカットされたチキンパティ。なんとなくさみしい絵

 気になるのはパソコンのCPUに相当するモノ、すなわち肉! ということで、チキンをよく観察してみると、う~んどこかで見たような気が……。試しに2つのチキンシーザーの中身をくっつけてみたらやっぱり! 「チキンフィレオ」のチキンと同じものであることが判明。まぁ、パーツの流用はパソコン業界でもよくあることだけど、「デュアルコア」「クアッドコア」の時代に、「ハーフコア」なんて、ちょっぴり悲しい……。 

チキンシーザー分解図3

やっぱりチキンフィレオの中身と一緒

チキンフィレオ分解図

チキンフィレオのチキンパティ

 肝心の味付けは、チキンフィレオが甘みのあるマヨネーズ風味なのに対し、チキンシーザーは酸味のあるシーザードレッシングがメイン。コショウがピリッと効いていてなかなか美味しい。ただ、トルティーヤ生地が意外とぶ厚いので、もう少し濃い味付けの方がしっくりくる気がする。

 ちなみに、えびサウザンの方はというと、中身も味も「えびフィレオ」とまったく一緒だ

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