「iPodだろうとMacBookだろうと、新製品はまずバラす! 中身を見ないと気が済まない!」
そんな分解マニアのわれわれのハートをとらえたのがこれ、マックの新商品「マックラップ」だ! マックラップは、トルティーヤ生地で具材を包んだ新商品で、「チキンシーザー」と「えびサウザン」の2種類のラインナップがある。
日々時間に追われるIT系ニュースサイトの編集者にとって、マクドナルドは強い味方。そんなマックの新メニューとあればレビューしないわけにはいかない! というわけで今回は、マックラップの気になる中身に迫ってみる!
どこかで見たことがあるチキンシーザーの中身
パクっとかぶりつきたくなる気持ちをおさえつつ、さっそく分解作業に入る。
まずは「ガワ」から外していこう。チキンシーザーの外装は、メキシコ料理で使われるトルティーヤという生地。生地を開いてみると、上からチキンの半身、チーズ、レタスの三層構造であることが分かる。
気になるのはパソコンのCPUに相当するモノ、すなわち肉! ということで、チキンをよく観察してみると、う~んどこかで見たような気が……。試しに2つのチキンシーザーの中身をくっつけてみたらやっぱり! 「チキンフィレオ」のチキンと同じものであることが判明。まぁ、パーツの流用はパソコン業界でもよくあることだけど、「デュアルコア」「クアッドコア」の時代に、「ハーフコア」なんて、ちょっぴり悲しい……。
肝心の味付けは、チキンフィレオが甘みのあるマヨネーズ風味なのに対し、チキンシーザーは酸味のあるシーザードレッシングがメイン。コショウがピリッと効いていてなかなか美味しい。ただ、トルティーヤ生地が意外とぶ厚いので、もう少し濃い味付けの方がしっくりくる気がする。
ちなみに、えびサウザンの方はというと、中身も味も「えびフィレオ」とまったく一緒だ。