ロッテリアがハンバーガー業界へ叩き付けた挑戦状、それが新発売の「絶品チーズバーガー」だ。このハンバーガー、ロッテリアにとってはただの新商品ではない。徹底的に素材の味で勝負することで、「業界内での巻き返しを狙う」意気込みが伝わってくるのだ。
「絶品チーズバーガー」。価格360円。関東48店舗で先行発売し、来年4月から全国発売予定
宣伝文句も「このチーズバーガーで、『ロッテリアはウマい！』と言わせます」と気合十分。果たしてその実力はどれほどのものか？ さっそく食べてみた。
地味な見た目だが、すばらしい肉感！
初日は材料の供給が追いつかなかったという
発売初日の30日、夕方ごろにロッテリアへ向かったのだが、なんと近所の店舗ではことごとく売り切れ。予想を上回る人気で、昼にはどこも売り切れになってしまったという。4軒目にしてやっと買うことができたほどだ。
では、気になる絶品チーズバーガーの中味に迫ってみよう。バンズをめくると、現われてくるのはパティとチーズのみ。トマトやレタスはおろか、ソースすらもかかっていない。味付けは塩、コショウ、オレガノだけだ。
左が絶品チーズバーガー、右が普通のチーズバーガー。見た目の大きさや重量はあまり変わらない
絶品チーズバーガーのパティは80g。普通のチーズバーガーのパティが薄っぺらく感じてしまう
シンプルな見た目で華やかさはないが、絶品チーズバーガーは「余計な演出はせず、バンズ、肉、チーズ本来の味で勝負するという、ハンバーガーの原点に愚直に立ち帰る」商品だという。
