テレビにHDDがつながる便利さを味わってほしい
── 「Z3500」シリーズにおける“レグザリンク”のセールスポイントについて教えてください
本村氏 まず一番のポイントは、(パソコン向けの)USB接続の外付けHDDに録画できるようになったことです。USB HDDは、500GBでも2万円くらいと安価になっており、これをテレビに接続するだけで、ハイビジョン放送が50時間くらいは録画できます。もちろん、従来のモデルから対応していたNASにも録画できます。NASはテレビと直結してお使いいただいてもかまいませんが、家庭内のネットワークの中でしたらスイッチングハブにつなぐことでパソコンにアクセスして、そこ(パソコンのHDD)に番組を録画することもできます。パソコンに保存した写真やビデオもテレビでみることができます。
── 番組の予約はどのように行なうのでしょう?
本村氏 レグザの番組表は、新聞や雑誌のテレビ欄に似ています。例えば、新聞や雑誌のテレビ欄で面白そうな番組に赤丸付けておくこともあるかと思います。まさにそういった感覚で録画予約ができる手軽さがあります。DVDレコーダーだと、まずレコーダーの電源を入れるときから、「録画するぞ」って意識を持たれるのではないでしょうか? HDDをつないで使ってみると、「録画するぞ」という意識はほとんど必要ありません。
最大のベネフィット(優位性)は、録画のためのハードルが低いことです。少しでも興味のある番組を見つけたら、気軽に録画ができます。この便利さを知ったら、もうこれまでの生活には戻れません。HDD内蔵テレビでも同じですが、「テレビにHDDがつながる」っていうのは、こんなにも価値観が変わるものなのだということを体感していただきたいですね。
── HDDの接続というと、PC周辺機器に慣れない人には抵抗があると思いますが、セッティングは難しくありませんか?
木村氏 USBもHDMIも接続は非常に簡単です。それぞれのケーブルを接続すると、画面に「登録しますか?」と表示するので「はい」とするだけです。全然難しくはありません。
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